堀米薫作 文研出版
塩釜市の家庭文庫のお話。文庫開設を前に東日本大震災で800冊もの絵本を流失してしまった長谷川ゆきさん。しかし、避難所での読み聞かせの意義をしり、また送られてきたたくさんの絵本で文庫を開くことになる。
読み聞かせの本質とは、本当の意義を考えてくれた長谷川さんの行動が喜ばしく読めた。
始まりの方で、長谷川さんが疑問を持ち始めたところに共感した。クリスマス会、お誕生会の依頼で大きな道具を持って会場に行く。見た目もはなやかで、みんなも喜んでくれるけど……。そんな疑問から「絵本を読むことが生活の一部として、当たり前のことであってほしい」と思う。
その時会った高校の恩師との出会いがきっかけとなった文庫開設だった。その後、いろんな子どもたちや多くの人たち出会い、様々な思いを重ねていくことになる。
文庫活動の根幹を考える本でもあった。
糸子さま

今回、おかあさんの顔で笑ってしまいました。吉田純子さんの本ではろくろ首の先生なんですものねえ。
すごい姉妹の話ですが、おねえちゃんの本音とそれを越えた優しさがうれしかったです。ずっと続いて欲しいです。来年もよろしくお願いします。
創作日誌
神楽坂、市川と慌ただしく動いた。この本だいすきの会のパーティはすでに始まっていて、本物の駆けつけ3杯になってしまった。
困ったのは、人の名前と顔、一致しないどころか、ほぼ忘れている。覚えているのは勘違いばかり、みんな純子さまみたいな人だといいのにね。
東京駅に行ったのは3ポンタンと名前の出ない人。
新幹線の切符を買ったら、窓口の人が1月の日付を入れたのでしばらく、改札を通れなかった。いつもだったら、キレていたのだろうけど、ずっと楽しかったから、窓口の人の失敗も楽しんでしまった。
今日は、年賀状を書きまくる。

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