2008/2/1

『中国姫』は世間知らずの究極のお嬢様だった  ひとりごと

中国から留学生が来るというその日、朝から落ち着かなかった。
どんな子が来るのだろう・・・?

なにしろ中国人留学生は初めてだったし、
高校生というのも初めての受け入れ。
それまでは大学生ばかりだったから。

中国の留学エージェントの人に連れてこられた彼女は、
   背が高い、
     スタイルがよい、
        その上美人・・・、
ほら、中国茶のCMに出てくるような、あんな感じの女の子。

大きな赤いスーツケース(こんな大きいスーツケースは見たことないというくらい大きくて重い)、他にもスーツケースとバックが2つ。
確か一人20キロ、ないしは25キロが限度よね。(アメリカの航空会社は別だけど)
どう考えても100キロ近くはありそう。

政府機関に勤めているお母さんの、顔パスだったらしい。
まだそういうことが中国ではまかり通っているってことね。

18歳、初めての海外生活で、不安だろうし、疲れているだろうからね、
って、初日は、お客様扱いをした。

いや〜、これが 失敗だった。

次の日も、次の日も、彼女は一向にお手伝いをする気配なし。
食事ができテーブルに並べられるまで、自分の部屋から出てこない。
食事が終わっても後片付けも手伝わないで、そのまま自分の部屋に戻る。

1週間が過ぎたころ、流石に
 (いい加減にして、ここホテルではないから)と、意を決して彼女に言った。

料理を一度もしたことがないのは既に聞いていた。
だけど、皿洗いくらいはできるでしょ。

「料理は私がするし、手伝わなくてもいいから、
 その代り、食事の後片付けはちゃんとお手伝いしてよね。」優しく言った。

・・・・・・できない。(汗)
正確にはしたことがないらしい。

「中国では、サ-バーントがしてくれてたから。
 あの・・・、オーストラリアにはサーバントはいないんですか?」

は〜〜〜!?(一瞬頭が真っ白になった私)

   サーバントですか。
   サーバントね〜、
   それって・・・、召使いってことでしょ。
   
そんなもん、このオーストラリアにいるわけないじゃない!
日本にもいやしない。
「ドイツにだっていないぞ!」と主人が口をはさむ。

そりゃあ、中国には沢山いるでしょう。
学校にも行けない人がまだまだ沢山いて、
全く教育を受けてこなかった人は、サーバントとして働くしかない。

アナタ達はそういう人たちを
すごく安い賃金で家事をやってもらっているかもしれないけど、
でも、それがどこの世界もそうだと勘違いしないで!

日本なんて義務教育で、ほぼ100%に近い人が合計9年学校で勉強しているのよ。
大抵の人は高校までの12年間。
それだけ勉強して、誰がサーバントになりたいと思う?
誰もいやしないって。

日本のその現実を聞いて、目を白黒させていた中国姫(pharyさんが名づけ親)。
知らなかったんでしょうね、そういう他国の現実。
ひたすらいい学校に入るため、勉強しかしてこなかったんだものね。

中国のことは知らない!
ここはオーストラリアだ!

「私はホストマザーで留学生のお世話はするけど、サーバントじゃないからね。」
念を押した。

でも、その念は彼女にはなかなか伝わらなかった。

     「アナタ、一体どこの国のお姫様?」       ・・・続く   


去年塀の外に挿し木をしたプルメリア(フランジャパ二)を眺めていたら、
知らない人が車から降りてきて、違う種類の挿し木を下さった。
ご親切に・・。
それがフルーツサラダといわれる、カラフルなこんな花になるんだそう。
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         花が咲くのが楽しみ〜。でも親切な人だこと。
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