宮部みゆきさんの『R.P.G』を(いまごろ)読了した相方。
私は出版された当時読んでたんですが、(今調べたら2001年でした。う〜ん10年以上前か…)
内容はすっかり忘れてまして^^;
相方 「ラストに出てきた詩、覚えてる?」
わし 「詩。全然。どんなの?」
相方 「これなんだけど」(本を差し出す)
わし 「…全然覚えてないなぁ。なんだか暗い感じだね」
相方 「なんか印象に残ったんだよね」
わし 「へぇ。誰の詩?外人のを訳したっぽい?あ、分かんないか?」
相方 「いや判る。あとがきに書いてあった。日本人」
わし 「あ、そうなの。誰?」
相方 「…知らない人」
わし 「いや、名前。書いてあるんでしょ」
相方 「…にしじょう…?」
わし 「…?!」(にしじょう…?!)既に嫌な予感。
相方 「…はちじゅう……???」
わし 「は…… え?」
相方 「え??」
わし 「じょ、冗談だよね?」
相方 「何が?」
わし 「さいじょうやそ」
相方 「?」
わし 「西條八十、さいじょうやそって読むんだよ!ってか超有名じゃん!」
相方 「えー?シラネ」
わし 「嘘だー!!!中学とかで習ったでしょ!」
相方 「習ってない(断言)」
習いませんでしたっけ?
かく言う私も、じゃあ代表的な詩を挙げろと言われても出てきませんが…
いや〜でもさ、どっかで耳にしたり目にしたりってことはあったと思うんだけどな。
まさか
はちじゅうって読むとはさ。。
久しぶりにびっくらこいた出来事でしたので長々と書いた次第です。
ちなみに、相方が感動した詩はこちら。
詳しい解釈とか知りませんが、確かになんか、心に響くものがあるような。
蝶 西條八十
やがて地獄へ下るとき、
そこに待つ父母や
友人に私は何を持って行かう。
たぶん私は懐から
蒼白め、破れた
蝶の死骸をとり出すだらう。
さうして渡しながら言ふだらう。
一生を
子供のやうに、さみしく
これを追ってゐました、と。
でも私は歴代のハムや猫たちが待つ天国へいくよ。


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