『いつか、ふたりは二匹』 西澤保彦著、講談社
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」シリーズ。
一見子ども向けですが、大人が読んでも十分に楽しめると思います。
(ネタばれになるかも知れないので、未読の方は注意)
ただ、私は、動物の悲しい話はなるたけ読みたくないです。
物語の要請上しかたのない展開なのかもしれなせんが、なにも…(ううう)
小さいときに読んだ『かわいそうなゾウ』(でしたっけ?)とか、大嫌い
です!!戦争の悲惨さを、とかそういうのは大切なのかもしれないけど、
なんで小学校低学年であんな悲しい話を読まなきゃいけないんだ!!
甘っちょろい考えなのは重々承知ですが、お話の中くらいは楽しくて幸せな
気分に浸りたいです。
おかげで動物園でゾウを見るたび悲しい気分になりますよ。
すっかりトラウマです。
宮部みゆきさんのマサシリーズにも哀しい犬の話がありましたよね…
ほんっとに、いたたまれないです。号泣です。もうやです。こんな
飼い主は抹殺してやりたい。ウガー
…話がかなり横道に逸れました。
『いつか、ふたりは二匹』ですが、私は読んで涙してしまい、ちょこっと
悲しい気分になりました。でも、面白かったです。
感想が幼くて情けない…

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