最近、ラインについて悩みに悩みまくってます。チヌかかり釣り用フロロカーボンといっても各社から多種多様に発売されてます。僕が現在使用しているのは、2.5号〜1.5号まではownerzaito筏かかり。1.25号〜0.8号までは黒鯛工房theチヌを使用してます。契約の関係上2種類を使い分けてるのではありません。(owner.zaitoでも契約頂いてます)ホンマに現在はこれがBESTと思ってます。この使い分けの詳細は.........怒られるかも知れませんが両方のテスター.インストラクターをさせていただいてる関係上、逆に言わないとおかしいですよね?!?!
まず細号数1.25〜0.8号の黒鯛工房については、見易い事に尽きます!!!僕は2001年に全日本でチャンピオンを取る前からダンゴ釣りではオモリを付けてません。今で言うzero釣法です。この釣りではライン操作が命です。ラインが見えないと釣りの精度が下がります。そこで黒房のラインを開発するにあたって、見えるラインをテーマにやらせて頂きました。蛍光ブルーを入れてとにかく見易くしています。もちろん強度もまずまずです。しなやかさも下向きリールのスプールに巻いた時にバックラッシュし難く、尚且つ巻き癖を最小限に抑える特性にしています。但し......発売当初はホンマに最高でした。でも何故か最近の製品はキンクに弱くなってます。ハリの結び目のキンク等には簡単に切れる場合があります。なんで僕の場合、ハリを結び最後の締め付け段階で水分(唾液)を付けてから必ず締め込む様にしてます。この場合、現状最高のラインと思ってます。
太号数ownerzaitoについては、これも強さは抜群です。但し硬いんです。筏釣りにおいての操作性を考えての事なんですが、細号数に関しては、この硬さが幸いしヨレが多発します。このヨレを(仕掛けをリールで巻いて回収する為)僕は嫌います。但しこれが逆に1.5号を超えると最高の操作性に変化するんです。太いラインは見えます。黒房の様に色が入ってなくても見易いのは当然。それとzaitoは硬いのに粘りがあります。粘りがあると言う事は、傷に強いラインに成ります。大型チヌにハリを飲まれた場合などには、この特性は大事な事です。 そんな理由でこの2社のラインを号数によって使い分けております。田中KAKUは場合によって雑誌などでも書き別けてる!なんて言われる事がありますが、ちゃんと理由があるんでっせ!
理由の無いTACKLEは僕は使いません。但し〜っ!!!ラインについては、これが最高!!!とは思ってません。まだまだ良い物が作れるはずです。完全号数別設計を徹底できれば、まだまだいいラインは出来るはずです。時間をかけて優れた開発者が徹底してやれば、ホンマのラインが出来るはずです。
皆様もラインについては色々試して下さい。場合によっては号数によって使う銘柄やメーカーを別けてみて下さい。きっと好みのラインが見つかりますよ!!!