JFT全日本チヌトーナメント
覇者 キング兼松
昨年に引き続き
夢のトーナメント連覇!
今年の王座選手権優勝をはさみ 目下全日本
三連勝中!
前人未到の記録と強さを体現する。
昨日も一日 兼松兄貴の試合をまざまざと見たが
まさに 俺がトーナメターとして理想とする釣りが そこにあった。まさに完璧である。
今回の鳥羽は気圧の関係か チヌの活性は驚くほど 低い。
そのなかで 勝ち上がるには 釣りをスローにするのではなく 展開 攻めを コンパクトにする必要があった。派手な釣りは絶対に通用しない。
フレッシュマンから数人の選手がベスト8に駒を進める事が出来たのも これが胆であった。闘う釣りに経験のある多くの選手達が敗退していったのは これが原因であった。
釣れ無いから 釣りを広く 食いが悪いから釣りをスローに。
これが 敗因である。
ここを兼松選手は完璧に読みきる。元来 大きく強い持ち味の釣りを小さくコンパクトにまとめあげ 刻々と移り変わる状況を確実に読み切り釣りを展開して行く。まさに完璧である。
勝つ為の釣り。
勝たなくてはいけない釣り。
JFTの提唱する
「攻めの釣り」
が 今 兼松選手の中に全てある。
釣りで もし国民栄誉賞を得ることがあるなら もう彼以外は 思い付かない。
抑えていた心に火がついた二日間であった。
