Black Sunday
77年の6月に中之島のSABホールの試写会で観て以来、34年ぶりのスクリーンでの再会でしたが、いやあ、やっぱり大スクリーンで観る『ブラック・サンデー』は迫力がありますなぁ。その後も輸入LDやDVD(輸入&国内盤)で、何度も何度も、繰り返し繰り返し観て、今日まで至ってますが、それ程何度も観ているにも関わらず、それでも面白いですな。とりわけ、テロ実行の当日になってから以後のクライマックス(約30分)は、この先どうなるか分かっていてもハラハラ・ドキドキしてしまい、今回、大スクリーンで観ているという事もあって、いつも以上に緊迫感と臨場感を感じて大満足でありました。
いかにも70年代の巨匠の映画らしく、全体的にもしっかり撮られているのも素晴らしく、最近の映画には無い、“映画の醍醐味”を十二分に堪能させて頂きました。こうして観ていると、やはり映画は、劇場のスクリーンに映してナンボって感じがしますな。家でDVDやブルーレイ(まだ視聴環境は整ってませんが…)で観て「さすがに綺麗だ」とか言っていても、やはり劇場で観る迫力には敵わないって事ですな。あと、大勢の観客と一緒に、この素晴らしい時間を共有出来る、同時体験出来るって事も、家庭では味わえない感覚で、これまたイイですな。ソフトのレンタルもイイですが、劇場のレンタルって事もやって欲しいですな。ついでに、一緒に観てくれる観客もレンタル出来れば申し分ナシですな。(★★★★★)
ムービーラブカラー/パナヴィジョン(2.35)/143'16"
●TOHOシネマズなんば・シアター6/ネット先売券(¥1000)/満席(10:00)

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