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テクニカラー/2.35/ドルビー/DTS/SDDS/112'54"
●なんばパークスシネマ・シアター8/ネット先売券(¥1200)/4分の3(20:20からのレイトショー)
記憶喪失の主人公が、ある組織に狙われ逃げて逃げて逃げまくるが、危機一髪、もうダメかという瞬間に、突如として有り得ない能力を発揮して難を逃れる。徐々に記憶が蘇えっていき、元々の正体は実は…。というような内容の映画を以前、何度か観た事があり、「確か“ボーン・シリーズ”がそうだよなぁ」とか、「レニー・ハーリンの『ロング・キス・グッドナイト』なんかもそうじゃなかったっけ…」と思ったりしていたんですが、今回のこの映画も、まさにその系統の映画ですな。
一介の医師なのに、何故かムチャクチャ強い主人公に扮するのがリーアム・ニーソンで、これの前の『96時間』でも、娘を誘拐されてその一味を追いつめるのに、凄い能力を発揮していた、まぁ似たような役を演じていた為か、これまた「またか…」というイメージを持ってしまったんですが、でもまぁ、似たような内容&似たようなキャスティングでも、面白く仕上がっていれば全然問題ありませんな。
後で考えて「…ン…!?」というような内容でもあっても、観ている間面白けばそれでイイという、アクション映画の基本をちゃんと押さえてくれているこの映画は、そういう意味では傑作でありますな。(★★★★)

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