Ready Pleyer One
劇中『シャイニング』が出て来るんですが、しかも例の双子のシーンと老婆が風呂に入ってるシーンという、この映画きっての二大恐怖シーンですな。で、思ったんですが、これらのシーンってもしかして所謂コンチネンタル・バージョンでは削除されたシーンなのではないか、という事。少なくとも、老婆のシーンはそうでしたな。今の日本ではオリジナルの全長版は観られない筈で、つまり日本では観られないシーンをわざわざピックアップしているんですな。逆に言うと、そこがマニア泣かせでもあり、憎い所なんですが、それをスピルバーグが分かっているのかどうか。観ていて思わず考えてしまいました。
巷で評判の各キャラクターが登場するシーンですが、結局最初のレースのシーンと最後の突入するシーンだけで、物足りないといえば物足らなかったですな。全編に登場するのかと思っていたんですが。完全に好き嫌いの分かれる映画って感じで、ワタシは正直ダメでした。映画だけならともかく、サブカル全般というのがネックで、特に漫画やアニメに疎いワタシはポカーンという感じが多かったです。スピルバーグも、そろそろマジメにエンターテンメントに徹した映画を作って欲しいと切に願うばかりですな。(★)
★ワーナー配給/カラー/2.35/ドルビー/144分
●梅田ブルク7・シアター6/ネット先売券(¥1100)/11:45からの1回目(約1/3)

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