Angel Has Fallen
シリーズの3作目。最近、待望のシリーズなんてほとんどない昨今だったのに、このシリーズだけは別。日本では大したヒットしてないけど、ワタシは好きです、このシリーズ。思えば元ネタになった“ダイ・ハード・シリーズ”が失速してしまった今、もうこのシリーズだけに頼らざるを得ないという現状で、今回も楽しみにしていましたな。
今回は3作目となるので、主人公が容疑者となる巻き込まれ型アクションとなり、まぁよくあるパターンではあるものの、3作目となれば、有名税という事で、致し方ない展開ですなぁ。かなりの苦戦で孤独な戦いを強いられる主人公なんですが、後半、意外だった人物の登場により徐々に形勢逆転して、最後は…という展開にも納得が出来、今回も面白かったですな。でも、犯人側の立場になってよく考えたら、最初のドローンの攻撃時点で主人公も殺しておけば、後々面倒な小細工をしないで済んだのにと、単純なワタシはそう思ってしまったのですが、どうなんでしょうね。まぁ、大統領を暗殺出来なかったのが最大のポイントだったのは当然ですが。
主人公の相棒となる人物が、かなり余裕で凄過ぎる奴って言う点など、突っ込める点はいくつもあるものの、この手の映画にはそんな事を言うべきではないですからな。映画を観ている最中、存分に楽しませて貰えれば良い事なので、そういう点では、この映画は抜群に面白いですな。ラストを観るにつけ、まだまだシリーズは続きそうで、ジェラルド・バトラーがまだまだ元気な内に、もっと観たいシリーズですな。(★★★★)
★クロックワークス配給/カラー/2.35/ドルビーCP5.1/121分
●梅田ブルク7・シアター7/ネット先売券(¥1400)/9:25からのレイトショー(ガランガラン)

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