キャプテン&テニールの、ベスト。
キャプテンことダリル・ドラゴンとカミサンのトニィ・テニールが
サンフランシスコで出会ったのは1971年。
時「キャプテン」ダリルが参加していた
ビーチボーイズのツアーの仕事が引けて
その合間の内職仕事にと、
トニィがシナリオで参加していたミュージカルの
キーボード演奏者として呼ばれた時に
(ミュージカルやってた)ホールのロビーで会ったのが最初。
んで、一目惚れの「キャプテン」は自分が参加してた
ビーチボーイズのツアーに参加しないか?と
トニィを誘ったんだそうですな。
まぁ馴れ初めはこんなもんで。
えーと、さておきCD。
シンセを多用した彼らの音楽に
ハル様、ハル・ブレインがどう絡むかが前半の聴きどころ。
5曲目(曲名忘れた。ニール・セダカ作品)の
ギミックあふれるシンセ演奏とかも楽しいけど
10曲目「Can't Stop Dancin'」のハル様のガチプレイも捨てがたい。
うん、アレはサーフィン・ホットロッド華やかなりし
彼の全盛時のプレイを彷彿とさせますよ。
ブリッジ部なんかはもうね、
キタ━━━━━━━━川´∀`)━━━━━━━━!!
…叫びたくなりますね♪(豊島区にお住まいの山下さんの形相で)
ただ、ハルさまも意固地なワケではなくて
9曲目「Song Of Joy」、11曲目「Coming From The Rain」なんかでは
臨場感盛り上げるためにドラムの音がパンしますけど
アレ、小さいスネアドラムがいくつも並んでるのを叩いてるみたいですね。
Drummerworld.com行きますと画像があるんですよ。
時代として録音技術の進歩とか色々ありますけど
シンセにはない楽しませ方っちうんですかね、
そうやって自分のできる所で曲を盛り上げていくって姿勢は
漏れはすごいと思いましたよ。ウン。
ただ、この頃がハル様の活動の末期みたいなとこに当り
以後はあまりみられなくなるワケでして、
もっと聴きたい、って思う漏れなんかはヒジョーに残念なんですが、
これが彼の円熟の極みなんだな、思えばまた
他のCDと聴き比べつつ楽しめる気がします。
そんなトコでもしHMV、『彼の主人の声』って店あたりで
このジャケを見かけましたら、アレしてください。