昨日の話になる。
前一緒に仕事をさせてもらったM村氏と
いつもの系統、いつものバスに乗った。
公共交通機関では、知り合いとは
正直、顔を合わせたくない所だが
M村さんは別。
腹を割って話せる元「上司」であり先輩でもある。
「(勤務は)何?今日」
「きゅうしょくちゅう。」
「ドコをヤったの?」
「(頭を指して)ここ。」
「無理すんなよ。焦るのが一番不味いからな。」
有り難い。
知ってる人の言葉は、知らない人のそれより
何倍も重いけど、何倍も確かなもんだ。
お陰さまで何か自信つきましたよ、M村さん。
ありがとうございます。
あとはその他近況を喋って彼は「白子向山」でバスを下りてった。
やい、日本高速のヴァカ飯◯〜。
おまいの天敵M村さん、あと1年だってよ〜。
あぁ、今日も晴れてるな…
こないだは「荻15」系統なんて
また一見退屈な路線に乗ったりしたっけ。
大泉は長久保から、都民農園で関越下の一本道にでて
学園駅南口に寄ってから富士街道へ南下。
そこから左に曲がって中学校の交差点を右に曲がって
上井荻、荻窪、阿佐ヶ谷と。
ウチの吉60系統とタメ張れる位、長い距離を走る。
私鉄と私鉄をまたぐバスは往々にして
ムダに?長いルートをたどるのが多いけど
何で阿佐ヶ谷から大泉の県境までそんな…
まぁ、富士街道・石神井中学前までは俺も知った道。
けども、ここから右は知らぬ道。
知らない道には新鮮なかほりが漂う。
丁度石神井公園を横切るとこに路線が引いてあるので
道の両側に欅並木とかがあって
晴れてると光と影のコントラストが綺麗。
まるでいつか見たつべ動画みたいな光景が見えた。
そこを抜けると、上井荻駅脇から
青梅街道に出る上荻二丁目の交差点までは
アップダウンと右左の繰り返し。
家は並んでるけど人通りが少なくて、なんじゃこりゃ。
またなんという、昭和のテレビドラマの世界だこと。
脳内では、BGMにヘンリー・マンシーニが流れっぱなし。
何の変哲もない町並みも
映画のワンシーン見てるみたいに変わる。
あぁこれだから、バス旅は止められない。
荻窪から阿佐ヶ谷までは青梅街道。
アレだ、川越街道も混んでるイメージあるけど
こっちの方が余計に混んでるぞ。
んな訳で、「セミ」全線乗り潰し。
長久保から都民農園は泉33系統だから
これも知った道なので、だから「セミ」。
さて英気もミナギって来たんで出掛けますか。
しげぞーの豆腐屋で惣菜を買いに
それも泉33系統→荻15系統回りで
ジョージのしげぞーに。