発売日より1〜3日早くに雑誌とかを手に入れることを
フラゲ、フライング・ゲットと言うが
元日は閉まってる会社など一部の例外を除いて
年賀状のフラゲは出来ないことになっている。
元日配達自体がフラゲの元祖みたいなものなので
(本来は元日に書いて、3日以降に届けるもの、だとか)
これ以上早くに配達したら「去年の」モノになってしまうからだ。
ところが諸般の事情でどうしてもやってしまうところが出る。
年賀はがきは基本朱色で印刷されており
引き受けの取り揃えの段階で
機械のセンサーでその色を読み取って
年賀ハガキだけをより分ける仕組みだが
(※実は「速達郵便」をより分ける仕組みの応用である)
一通一通単位ではそうしても他の郵便物に混じってしまって
押印された状態で配達局に到着するのもある。
慣れた人なら宛先や文面でそれとわかるので
それらは通常配達から除外されるが
配達担当者が最終的によく確認しないで配達にかけて
受取った人に「コレ、年賀状・・・」と言われて
そこで初めてそれと判明するパターンが多いのではないか。
年賀配達からこの道に進んだ俺はそんな風に考えている。
最近は配達区分はおろか
道順組立も機械でやっちゃうところも多い。
なまじ機械がよくできてるだけにアレかもしれないが
それでも最終的な確認だけはしっかりやってほしい、な
と、仕事に励む立場からちょっと言ってみる。