まず、最初に一言
「諦めない」っていう、見本のような試合でした。録画された方、いい試合でしたよね?
●キヤノンvsDOCOMO
「赤い元箱のチームが勝つわ」っていう予想が当たっちまった試合。
しかし外国人選手という飛び道具が一杯出てきた中で、ウィリー・ルルーは当にそう呼ぶに相応しい存在だった。前半終了間際、ホーンが鳴った直後、ロングランからのトライは『鬼』だよ。普通ならそこで試合終わらすプレイで終わる所なのに、ルルー、あんたわ『鬼』だよ。こりゃきっついなー。尤も、ホーンが鳴っても立行司の笛が鳴るまでは試合中だから、諦める方が良くない訳だけど、やっぱトドメは確りブッスリと刺さないとダメですか、そうですか。
34vs17のダブルスコアで負けたDOCOMOも後半終了間際に意地を見せた。
正直後半開始直後は、ルルーのプレイにの興奮が醒めてない状態で黙って試合を見ていた訳だが、DOCOMO・下沖監督。
「前半のラストでトライされたことは忘れて、後半は自分達のプレイに集中しよう」
なかなか聞けない愛ある言葉。目の前でアレは選手たちもキツかったろう。
両チーム選手を交替させながら試合は進む。DOCOMOはスクラムからの1トライで7点をもぎ取り、都合得点を10点とするが後半の後半でキヤノンもボーナスポイントがつく4トライ目、都合34点目の得点を入れる(トライを決めた福居はこの直後シンビンで退場、出オチも決めた)。この時点で試合終了まであと5分を切っており、DOCOMOの負けは確実だった。
それでも試合は続く。
試合経過40分のホーンが鳴った時、ボールは自陣地内まで蹴りだされていた。だがポラード懸命のランとそこからのパスでキヤノン陣地内深くまで食い下がっていく。最後はイオンギ→パク・スチェとボールが渡りトライ。
再昇格直後はヘボい試合しか出来なかったキヤノンが見違えるような素晴らしい試合をするようになってたのも然ることながら、例え負け試合でも、めげない、萎えない、諦めない、素晴らしいプレイを見せたDOCOMOも凄かった。コレは見ておいて正解だったと思う。
さて、おれんちの録画機のHDも容量メイチになってしまった。ある程度消して、再予約しよう。おっと、今日見た分は残さないと。