文化は時代に応じて変化していくし見る人も過去を振り返って変化を感じることが多い。
ここ20年でアメリカのプロレスは様変わりしました。ケーブルテレビの発達により全米を網羅してプロレス放送が始まったからです。
WWEと双璧をなしてたWCWはご存知テッドターナーのプロレス部門であるのでメディア戦略が明確でした。ケーブルの発達とともにWCWも成長していきプロレスの一大文化の一角をにないました。
その昔はローカルプロモーターがそれぞれの地域にチャンオンがいてプロレスを毎週やって、ローカル局で放送していました。各地に地元のチャンピオンがいて、それぞれの地域にワールドチャンピオンが時として世界ベルトを持って登場するのです。地元のファンは世界チャンピオンに挑戦するローカルチャンピオンの姿に大声援を送るそんな古き良き時代のアメリカンプロレスは20年も立って進化し形が変わりましたが、いまでも当時の地盤を引き継いでインディ団体はプロレスを行っています。
私の地元テキサスでヒューストンにHIW(High Impact Wrestling)という団体があります。ヒューストンは以前は大プロモーター ポール・ボッシュ氏のお膝元です。
私はこのHIWのコミッショナー役を務めています。インディ団体はおカネになるわけではありません。WWEを夢見ている選手やプロレスが好きでやっている人や観客で成り立っています。
よくインディをやってるプロモーターや関係者は声を揃えて言います。おかねにならないけど原動力は”パッション”だと。
私も古き良き時代のプロレスに影響された一人として未だにプロレスに”パッション”で関わっているといっても過言ではないかもしれません。
今週末1月7日(土)ヒューストン郊外のテキサスシティにおいてHIWの試合があるので良かったら見に来てください。ハクソー・ジム・ドゥガンやジャイアント・キマラなどのレジェンドも登場します!詳しくはこちらから。
http://www.highimpactwrestling.com

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