1月31日にハワイの馬場さんのマンションで法要があり、参列させていただいた。
いつもは東京のご自宅にお邪魔してお線香を上げさせていただくのだが、今年はハワイで行う決意をした元子夫人があまり派手にしたくないとのことで少人数に声をかけて行われたのだ。
1999年1月31日の午後4時4分に息を引き取られたので、丁度今年で亡くなられて丸8年(9回忌)ということになる。そのとき今でも亡くなった事を友人から知らされた電話を覚えている。私にとってはファンでしか接したことがない馬場さんなので今でもその現実が信じられない。
そんな私がこうやって参列させていただけることは感無量の一言である。
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドが見えるマンションを約30年前に購入されて今でも最高の立地条件であるとこから当時のステータスの高さは想像を超えるものであろう。当時はプロレス界で世界王者クラスの選手はこのような特別なステータスでだったのだ。その歴史の証明がこの景色である。
馬場さんは日本でオフの時や総会のときにハワイにお越しになり、このマンションのベランダにどっしり腰掛けて海の絵を描いていた。30年以上の月日が経過したが、このマンションのベランダから見える沈む夕陽に心打たれて即購入を決めたという同じ景色を私の目で見ることができたことは一生忘れることができない。
目に見えない力をくれたジャイアント馬場さんおよび馬場元子夫人に感謝の気持ちで一杯である。


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