今年のオスカー賞(アカデミー賞)が騒がれる時期になったが、やはりクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」がなにがしかの賞に絡んでくれると嬉しいと思うが、つい最近見て個人的に非常に気に入ったのが「Little Miss Sunshine」である。
アメリカらしく個人主義を各人が強く持った家族が目標に向かってバラバラでありながら歩んでいくという物語だ。単純なストーリーだけど、ハプニングの連続で、それにもめげず前向きに生きる姿や、かなりはちゃめちゃな部分もあって非常に楽しめる映画であった。
なんかどんなときも希望を捨てない。無謀であってもやってみるというポジティブな姿勢が上手く描かれていて感動的とは行かないが、心の中が変にすっきりする快活な映画だ。


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