昨日夜は日米協会主催のサンアントニオー熊本市の姉妹都市間の交換留学生歓迎会がダウンタウンのマーケットスクエアにある「マルガリータ」というメキシカンレストランであり参加させていただいた。
今年は熊本市から高校生3人と大学生3人の計6人が2週間前にサンアントニオに到着し一年ほどの日程で勉強していくことになる。
それにしても以前より交換留学生の数が減ったのはなぜだろう?
日本は積極的にアメリカに来て生活体験をしたいと思っている学生は年々増えており、家族も子供達の国際交流体験に対する理解はあるはずだ。
熊本市はサンアントニオ以外に中国の桂林市、ドイツのハイデルベルグ市とも姉妹都市関係を結んでいる。
調べてみると桂林もハイデルベルグも学生のホームステイ体験や数週間レベルの異文化交流といった実態のようだ。今の時点では熊本市の学生国際交流においてはサンアントニオがもっとも活発な模様だ。
はなはだ疑問に思えるが姉妹都市って聞こえはいいけど、こと学生の国際交流においては実態としてはこれではほんの一握りの人しか経験できない国際交流である。私は大人の数週間の研修と題した旅行に毛が生えたような活動よりも、学生の活発な相互国際交流こそが将来の姉妹都市関係をもっと強い絆で結びつけることができるプログラムだと思っている。もう少し両市とも予算を割いて活発に数十名規模の交換留学体験や、数年にわたる生活・学習を実施し、学生の単位トランスファー制度も設けて実のある体験を学生にさせてもらいたいと感じた。

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