サンアントニオ発☆CA日記

Verison　Wireless　Amphtheaterで行われたジャーニーとデフ・レパードのコンサートに行ってきました。ヘッドライナークラスのバンドのジョイントということで興奮気味にいったら予想どおり満員でした。ジャーニーは70−80年代のアメリカの商業ロックバンド。いつもツアーをしているイメージがあるバンドです。デフ・レパードはイギリスのハードロックバンド。当時のHM/HRにはないエフェクトを使ったサウンドで80年半ばに大ブレークしたバンド。私にとってどちらのバンドも２回目ということになります。
最初に演奏したのがジャーニーで、イギリスのデフ・レパードがトリでした。アメリカでは逆かと思っていたので意外でした。

野外で芝生席なのでステージは遠いけど開放感一杯でビールを飲みながら楽しめました。一緒に行った女性友達はライブはやっぱりいいわ〜と喜んでいました。
ライブに行くとほぼ必ず買うのがツアーTシャツ。その年のツアーで回る町が書いてるのを見ると自らも旅している感じになって好きです。

去る７月１１日のメジャーリーグのオールスターゲームの視聴率が１４％だった。
この視聴率は日本では４０％ほどに当たる高視聴率だ。
やはりアメリカのナショナルスポーツだけあって人気を誇っていることが証明された。

私も子供の頃は夏になると日本のプロ野球のオールスターゲームがとても楽しみだった。
セリーグとパリーグの交流戦自体がとっても新鮮だったし、なんといっても田淵　王　山本浩　などというラインナップ自体が豪華すぎてうれしかった。
今では日本でも交流試合も始まったので対戦の新鮮みは少ないが、チーム編成の楽しみは感じる。

アメリカでもアリーグとナリーグがそれぞれのベストを出して戦うのでおもしろいが、アメリカらしくそれ以上にイベント、お祭りとしての楽しみを感じる。

今年もアメリカンリーグが勝った。私の一応贔屓にしているテキサスレンジャースのマイケル・ヤングが逆転打で勝利をものにしたと同時に彼にMVPが贈られた。
今年はピッツバーグで行われたが、すでに2007年のサンフランシスコの大会のチケットも売り出されている。ソールドアウトは必至なのだ。

土曜日は友人OK一家の所有する別荘にいった。
サンアントニオから約６０分の郊外に位置するカービルという小さな町からさらに３０分ほど山の方に入ったところにある別荘だ。ほとんど周辺は別荘ばかりなようで夏は川遊びで多くの人が涼を取りに訪れるのだ。毎年夏はここで友人たちを呼んでBBQをするとあって今年も参加させていただいた。

別荘を下るとプライベートなリバーサイドの広場があって、飛び込み台やら、川への足場の階段を設置していて、川遊びができるようになっている。
このあたりではカヌーをしたり、ダイブしたり、釣りをしたりで、みんなそれぞれ川遊びを楽しんでいる。

我が家は愛犬トビーをつれて川岸で遊んでいた。OK一家のプードル”サッシー”と川岸でじゃれて遊んでいたが、サッシーは慣れたもので川に飛び込んで長い手足で見事に泳いでいた。
それを見たトビーはじっとしてられなくなって興奮してそのまま川に飛び込んだ。
トビーにとって川遊びはおろか、プールさえも入ったことない、まさに生まれて初めての体験なのだ。ましてや足の届かない深い川である。私はびびりまくり、必死で首輪を捕まえて一緒に川に入って溺れないようにとガードを固めた。
しかし誰が教えたわけではなく本能から前足をばたばたしながら見事に泳いでいる。
信じられない・・・・

調子に乗ったトビーはその後も何度も川に入っては規則正しく前足で水をかきながらスピーディに泳いでいた。そのうち犬かきがリズミカルですっかり上手になり、鼻先を上につんと出してスタイルもばっちり決まった格好ですいすいと平然とした顔で泳いでいた。

ラブラドールはスポーツ犬なのでやはり泳ぎのセンスはいいようだ。
初泳ぎもさることながら初プチ旅行で興奮していたが、自然の中でいっぱい遊んだのか帰ってからはぐっすりおとなしく眠っていた。

我が家のラブラドール”トビー”も生後４ヶ月目を迎えますますでかくなってきたと同時にやんちゃになってきた。
男の子だけにやはり活発である。昨日は近所の友人ＯＫ一家が７歳になる雌犬プードルの”サッシー”を連れてきて一緒に夕食。我が家の”トビー”と初対面。さすがに７歳の雌犬(人間で言うとほぼ５０歳）からすればトビーはまだまだ赤ちゃんである。トビーは一生懸命吼えまくっているがサッシーは「まったくよくしゃべる子ね〜」といったところか・・・。
さすがは訓練されたプードル”サッシー”は最後は力の差を見せつけ、その後は静かに”トビー”に接して、時間がたてばトビーも落ち着き仲良くできるようになった。

そして日曜日の今日はＡＤＬ（Animal Defence League)においてドッグトレーニングの日。
お座り（ＳＩＴ）
散歩（ＷＡＬＫＩＮＧ）
待て（ＷＡＩＴ）

を習った。

ＳＩＴはかなりできるのだがその状態で待つのができないので待つ時間を徐々に伸ばさなければならない。現在は９秒で訓練したが、これを２０秒まで来週までには延ばす特訓である。
散歩では人間の速度や向かう方角に同じ用に歩く訓練だ。
いままではほとんどにおいをかいでとまったりあっちへふらふらしていたのだがこれをペースを守って歩くということを教えるのはなかなか大変そうだ。

しかし車が多いとおりなどで散歩したり、道を渡ったりするので安全のため大切なことである。

犬が人間と共存していくためには人間が辛抱強く教えていかなければならないようだ。

7月３日の全日本プロレス大田区体育館大会で小島聡を破って太陽ケア選手が新三冠チャンピオンになった。
この2人での思い出といえば2002年の9月26日のMLW（メジャーリーグレスリング）のニューヨーク大会に出場するとあって、大会の前日に取材をかねて2人をニューヨーク観光に連れていった。

小島選手は何回かニューヨークには来たことあるようだけど、太陽ケアにとっては初めてのニューヨークだった。ハワイ生まれ育ちの太陽ケアは太平洋を西に向かうことは多いが、東へ向かってアメリカ本土に来ることがあまりなかったようだ。

とにかく初めてのニューヨークとあってはしゃぎまわってた。「ＴＶによく出るところはどこ？」と聞くから「タイムズスクエアのこと？」というと「そうそう！そこ！」
というのでタイムズスクエアに連れていくとMTVのスタジオの前で「いつもTVみてるよ！」とうれしそうにして、私に使い捨てカメラを渡して写真を撮って欲しいとたのまれた。
そのあとはフェリーに乗って自由の女神に連れていって小道具を使ってビデオ撮影などをしたものだ。そこには日本人観光者も多く、小島選手、太陽ケア選手の2人に気付いてサインを求める人もいた。やはり全日本、元新日本という地上波放送に乗った2人だけにそれなりに有名人である。

取材観光を終えたあと、小島さんはお土産などを買おうとショッピングにいそしむため5番街に連れていった。高級ブティックをじっくり見て回っていた。小島さんは観光よりもショッピングのほうが好きっぽかった。

2人はとっても仲が良く夜は電車に乗ってステーキハウスに食事にいった。小島選手は本当においしそうによく食べるので見ていて気持ちがいい。ケアもハドソン川沿いのレストランで夜景を見ながら都会の一時を楽しんでいた。ケアは何度も何度も私にいろいろ連れていってくれてありがとうとお礼の言葉を日本語と英語で言ってくれた。本当に気持ちのいい陽気なハワイアンである。

翌日のMLW大会では、小島選手はMLWの大会でジェリー・リンを破ってMLW世界ヘビー級王座を獲得したのだ。本人にとって初のシングルの栄冠であった。

そんな2人が時代は変わって4年後に三冠をめぐって戦ったのである。
たかが4年、されど4年というところか。