2010/2/6

第七の手本になるレコード  クラシック


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Polydor Japan MG 2311 LP


これは同曲のレコードを語る上で欠かせない一枚である。名演、名盤数々在れど、こちらは一点の曇り無く明快に構築的な面を表した演奏である。リズムが明快なのは、この曲に取って重要だが、まるで設計図を見る様に構成が明らかに見通せるのは、このレコード位だろう!過去の巨匠達に聴かれる重厚さは無いが、少しも無駄の無い棒捌きに感心する。正に目の前で音楽が鳴っている。クーベリークは、別にここでは変わった解釈をしている訳では無い!スコアに忠実とは、そう言う事ではないかと思う!だから第2楽章も殊更悲壮な表現をしている訳ではない!だが曲想は完璧に表現され、流石としか言い様がない!一つ一つの音を大切に扱い、しっかり鳴らす事で全ての事が再現されている。クーベリークの造型感は一見ベームに似てるが、柔軟性は、こちらの方が在る様だ!普通、明快な演奏と言うのは内容迄、明快に飛んでしまいデーターエラーを起こした様になるが、内容が深くなるのは稀である。勿論、壷も抑えてある。だから後半楽章も上滑りは無く、決め処は、しっかり決まる。終楽章は、その集大成と言った処だろう!尚、クーベリークは、後年、ウィーンフィルと再録してるが、演奏内容は、こちらに及ばない!収録は、1970年である。





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