2010/6/19

明朗なブラームス  室内楽


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UNIVERSAL MUSIC KK Japan UCCG-5129 (410 5102) CD


名匠が組んだブラームスのチェロ・ソナタである。チェロは、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ、伴奏のピアノは、ルドルフ・ゼルキンである。収録年は、1982年の7月とある。曲の特性から哲学的な深い演奏を期待し、過去には、フルニエとバックハウスが組んだ正にイメージ通りの名盤も在るが、時代の違いも在るのか明朗快活な印象のある演奏だ。第1番も変な暗さも無く、ロストロポーヴィッチも大らかであり、ゼルキンの伴奏も基盤を見据えた立派なものだ。しかし大向うを唸らせる程では無く、どちらかと言えば、聴き手もノンビリ聴ける演奏である。それは第2番も同様である。だからこのCDに深い内容を求める事は無用である。演奏自体の印象も薄い。それにゼルキンの伴奏も従順過ぎると思う。しかしながら奏者が音楽を楽しんでいる様子が伺える。とても気楽に聴けるので難しい事を言わなければ入門者向きと言えるだろう。初めてブラームスのチェロ・ソナタを聴きたい人には御薦めのCDである。私は物足りないのだが....

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