2010/7/5

DECCAのffrr初期録音  クラシック


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DUTTON CDBP9700 CD 2000


エルネスト・アンセルメが、DECCAで録音した同社開発のffrrと言う、広帯域録音初期に成るものを収めたCDである。これは、ストラヴィンスキーの作品を中心に構成されている。最初に収録されているのは、「ペトルーシュカ」だが、これが同社では、ffrr録音の第1弾のカタログに掲載されていたと言う事だ!これは、1946年収録であった!

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戦後のハイ・フィディリティー録音としては、画期的な技術で在るのは、言う迄もない!ffrrの元に成ったのは、戦時中の軍事技術であるのは、御存知の方もいらっしゃるだろうが、第2次大戦初期に英国の沿岸警備隊から、ドイツの潜水艦を探索する水中聴音兵器のトレーニング・レコードを委託された事に在る。その為にDECCAの技術陣が、12000Hz迄の広域録音を達成しなければ成らず実現に至ったと言う事である。つまり、その成果が、同社のキャッチ・フレーズと成ったと言う事だ!これは、年代から、勿論、SPレコードだが、その音質は素晴らしく、復刻盤とは言え、その成果を現在でも体感出来る状態で在るのは有難い!ジャケットの絵は、初販売時のSPアルバムのデザインを模したものである。他には、1947年収録の「火の鳥」組曲と「詩篇交響曲」が収録されている。楽団は、ロンドン・フィルで、合唱は、フィルハーモニー合唱団である。演奏も卓越したものだが、曲に依っては、後年のものより好ましいものも在る。
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