2011/4/3

フラグスタートのブリュンヒルデ  SPレコード


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HMV England 78rpm DBS9323/5
wax.2EA12850-2.2EA12851-1.2EA12852-1.2EA12853-1.2EA12854-1



最近、SPレコードを聴いていない!それには特に是と言った理由も無いが、それでも聴き始めるとやはり良いものである。最近は、良質の復刻盤も増えてきているので確かにCDで聴く事も多くなってきた感じも在るのだが、それでも聴き比べる迄も無く音其の物の存在感や充実度は、当たり前だがSPレコードで聴いた印象とまるで違う!一言に言うとエネルギー感が全く違うので、その迫力たるものに圧倒されると言った感じか!特に電気録音以降のものは、断然SPレコードで聴いた方が良い!そこで久々に聴いて感心したのが、キルステン・フラグスタートの「ブリュンヒルデの自己犠牲」である。収録は、1948年3月26日にEMIのアビイ・ロード・スタジオで行われた。指揮はフルトヴェングラー、楽団は、フィルハーモニア管弦楽団である。この録音は、テープ録音した1952年盤と混同されるが、マトリクスNoが存在しており、一面目は、2ティク目で在った事が解かる。当時のフィルハーモニア管弦楽団の合奏能力も相当なもので壮大な音楽を聴かせてくれる。勿論、巨匠の音楽性も力強く羽ばたくと言った感じである。スカラ座公演より2年前の収録の為もあるのかフラグスタートの声も若々しい、素晴らしい自己犠牲である。EMIの復刻CDでは、音像の甘い処が気掛かりだが、このSPレコードで聴ける音は格別である。別にこの頃のレコードだからと言って、演奏を聴くのに難儀はない!改めて巨匠の戦後録音の復刻状態に疑問を持つ次第である。今年に成ってリマスターをアビイ・ロード・スタジオでやったものが発売されているが、正直またか?と思う処も在り、一応何点か気に成るものは購入しようと思うが、余り大きな期待はしていない!

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