2013/2/8

八甲田山  映画


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WARNER PAIONEEA ALLANTIC L-1075A LP 1977


1977年6月4日公開の大ヒット映画のサントラ盤だが、原作は新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」であるのもあまりにも有名なので多くを語るのは野暮な点も在るが公開から既に36年を経過しているので在る程度の解説位はしておこう!映画の原作の元となったのは1902年(明治35年)に青森の連隊の雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)である。非常に悲惨な遭難事件だが映画化により所々に脚色が加えられているのは仕方在るまい!実際の生存者からの証言通りに映画化すれば確かに真実は伝わるが娯楽性からは遠い作品となってしまう!だから作品中の印象としては現実を和らげた表現なのも理解出来る。勿論極寒時に生じる残酷な事例も省いている。この雪中行軍については、対ロシアの戦争を目前にして計画されたものである。しかしその詳細は生存者の証言がそれぞれ異なるらしい!これは現在でもそうだが当時の軍部の圧力又は情報操作により戦争に向けて民間人の軍部への批判をかわすことを目的に真実が隠されたり歪曲されている部分も在るようだ!大本営とは得てしてそう言うものだろう!此処で雪中行軍の遭難について詳しく述べるのも長くなるので、この位で控えるが北大路欣也演ずる神田大尉の台詞「天は我々を見放した」は当時の流行語になっている。撮影も相当過酷だったようで脱走する俳優や凍傷に掛かった者も多数居り、撮影のボイコットも在ったと木村大作カメラマンが証言をしている。改めて作品を観直してもスタッフや俳優の肉体的な苦痛と言おうか苦労もこれ程感じる映画も無い!さて此処からレコードの紹介だが、作曲は、芥川也寸志で東京交響楽団を指揮している。組曲形式にしておりA面は『第一部 白い地獄』、B面は『第二部 大いなる旅』としている。聴いていると即座に映画の場面が浮かび極寒の厳しさを感じるレコードでもある。特に小生は北海道に住んでいるので尚更冬の厳しさが身に凍みる。雪が降る度に思い出す映画である。

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参考URL:
八甲田雪中行軍遭難事件:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B8%AD%E8%A1%8C%E8%BB%8D%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

八甲田山 (映画):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E5%B1%B1_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

八甲田山雪中行軍遭難悲話:http://toshibos-museum.com/hakkouda_TOP.htm
 
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タグ: 八甲田山



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