2014/4/9

Benny Goodman Small Grroup  JAZZ


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BMG Victor BVCJ-7017/8 2CD 1990


「Benny Goodman Small Grroup」と題した2枚組のCDである。これはベニー・グッドマンが米国ビクターに録音した1935年7月から1939年のセッションを特集したものだが、初期のスイング・ジャズは単なるダンス音楽としての認識しかなかったものを大衆に広めて純然たる鑑賞音楽とした功績は今になっても素晴らしいと思う。1938年に行われたカーネギー・ホールでのジャズ・コンサートは、正に全盛期の集大成みたいなものだろうが、確かに現在の耳で聴いても、その熱気も体感する事が出来て、そのコンサートが如何に奇跡的な出来事だったかと言う事が伺えようと言うものだ。実は小生の「ジャズ」の取り掛かりは、ベニー・グッドマンが最初なのだが、最初の印象が強かったせいか、今でも聴いている。このCDでは、トリオからカルテットに発展するまでが収録されているのだが、演奏は小気味良く、軽快なリズムと共にスイング・ジャズの何たるやを充分に堪能出来るのが楽しい。この時代のベニー・グッドマンを御存知の方ならメンバーについても述べる必要もないとは思うので割愛するが、ライオネル・ハンプトンが、此処でも「イー、イー」なんて唸り声をあげているのが面白い。この人はずっとそうだった。ジーン・クルーパーの斬れのあるドラムも最高でテディ・ウィルソンのピアノも美しい。それに復刻の状態も上々なので特に音質の点では不満をあまり感じさせないのも良い。だが過去にはもっと良い復刻盤がアナログ時代にはあった。それは、「ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・スウィング」と言う、こちらのCDとは同年の絶頂期での米国ビクターでの録音を60曲網羅したLP6枚組のものだが、白地に王冠の堂々たるアルバムは、それはそれは良いものだった。作りもしっかりしており、12吋の78回転盤のアルバムにLP盤が入れてあるようなもので、解説も中に綴じ込んである豪華版だった。実は、そのアルバムは、自身でも所有していたのだが、「ベニー・グッドマンが嫌い」とまで宣言していた筈の古老ジャズ・レコード・コレクターがマナー違反な行為をした為に小生の手元にはない。とても悔しいので所有時に撮影していた画像でも掲載しておく。現在では、また入手の機会がないかと狙っている。コレクターの方にも音楽ファンの方にも忠告しておくが、いくら自身が欲しいものでも「泥棒」みたいな真似はやめよう。コレクションとは偶然のものもあり、簡単ではないのだから。人の苦労を無にする事は悲しい行為だ。ちなみにそのコレクターとは音信不通だ。



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2014/4/9

トルコの軍楽  CD


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King Japan KICW 1001 CD 1991


急に刺激的な音色で音楽が聴きたくなる事がある。そんな時にはよく聴く1枚である。これは嘗てはLP盤でも発売をされた事もあるとは思うが、「オスマン・トルコ」の軍楽隊による極めて土着性の強い音楽を聴いていると独特のリズムの中から民族性までをも垣間見る事が出来る。それにしても強烈だ。嘗て欧州で起こった「トルコ・ブーム」もファッションのみならず、音楽では、モーツァルトやハイドン、果てはベートーヴェンとその影響は計り知れない。此処では、トルコの軍楽と代表的な曲ばかりを収録しているが、同じ曲を別の軍楽隊でも聴けるので、ちょっとした比較も出来て興味深い内容になっている。アルバムの解説は、民族音楽研究家の小泉文夫氏や小柴はるみ氏がしているので大変充実している。聴きながら読んでいると中々の博学になれる。だからこそ感心しつつも更に知りたくなるのだが、構成もしっかりしており、トルコの古典音楽までも収録されているので、とても聴き応えがある。収録年は、1969年と1971年に行われている。それもあるのか少々圭角の取れた音色だ。もしかしたら嘗てのLP盤の方が、音色も更に刺激的かも知れない。とは言え、この1枚は聴いていても楽しい。

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