2014/9/10

アンナ・ラッセルのパロディー精神?  LPレコード


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Columbia USA ML 4733 LP 1956


アンナ・ラッセルと言う人が居た。然も2006年10月18日には他界しているので勿論故人だが、生前は、カナダのコメディアンとしても知られており、音楽にもかなり精通していた事から、マニアも唸る良い仕事をしていた。此処で紹介するレコードは正にそれだが、タイトルには「アンナ・ラッセル歌う。再び?」とされているものである。これは彼女の持ちネタで実際、ステージでも十八番なのだが、収録年も全盛期の1956年と言う事もあり、キレのある痛快な芸を披露している。尚このネタは晩年まで続けたもので、そのリサイタルの模様はビデオにも収録されているので実際に観て楽しむ事が出来る。聴いていて達者だなと感心するのは、ワーグナーの「ニーベルングの指環」を僅か22分で好き勝手にやったものが見事で、各場面すら浮かぶ程だ。そこでは彼女のニーベルングの指環に対する痛烈なダメ出しが面白く、英語の発声も明瞭な事から、とても理解がしやすい。こんな分析なら面白い。それと裏面には、「ギルバート・サリヴァンの歌劇を貴方自身の為に書いたのならば?」と、これも人を食ったネタで楽しませてくれる。肩の力を抜きたいと思った時には有効な一枚である。CDでも発売されているようなので。興味のある人は如何?

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2013/11/16

ビートルズの定盤  LPレコード


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Toshiba-EMI EAP-9032B LP


このレコードを紹介するのは今更だが、「ビートルズ」とて現在ではファンも古老なので下手な事も言えない。それこそ私のような若輩がである。しかしながらその魅力は私を夢中にさせる。解らない世代の人も閲覧するブログなので簡単な解説位はしておくが、所謂「赤盤」「青盤」とは、ビートルズが公式にEMIにレコーディングした1962年から1970年までのものをグループ解散後に再びメンバーが集まり、編集をした各2枚組のベスト盤である。だからファンの誰もが聴いた曲ばかりで、ファンでは無い人でも「これからビートルズを聴こう。」と思っている人には絶好の入門盤となった。だからビートルズに興味を持った人は、まづは此処からである。このレコードは、じっくり聴くのも良いが、何かしながらBGMとして流すのも部屋の雰囲気が明るくなり、とても効果的だ。何故今まで此方のブログで紹介していないのかと不思議だが、それは上記の理由による。だから敢えて感想までに言及もしていないのだが、聴いていると何かと欲も出るのは、レコードを趣味とする人の宿命だろうか?取り敢えずファーストとセカンド位は極めたい。だから趣味は尽きない。そんな独り言で終わりにしよう。



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Toshiba-EMI EAP-9034B LP

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タグ: ビートルズ

2012/10/18

冨田勲の世界  LPレコード


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RCA-Japan RVC-7564/65 2LP 1977


思えば冨田勲との出会いは何からだったか?それは人によっても様々だろうが、手塚アニメからと言う人も居れば何気に無意識のうちに聞いていたNHKの「今日の料理」のテーマ曲だったり、「新日本紀行」だったりするのだろうかと思うが本当に意識して聴き出したのは自身に限って言えば一連のシンセサイザーのレコードだったりする。そのキッカケは現在としてはカルトかも知れぬが1979年に公開された松竹映画「夜叉ヶ池」で使用されたシンセサイザーによってアレンジされた楽曲に影響されたのだが、それを境に氏のシンセサイザーのレコードを買い捲ったと言う訳である。実はドビュッシーとの出会いも氏が編曲したシンセサイザーのものからだった。そこで最も感銘を受けたのは「沈める寺院」と言う曲だったが、どうも私には原曲のピアノ版よりもしっくりとくる。プロコフィエフの交響曲第5・6番も氏の編曲から知った。「スキタイ組曲」もそうだ!つまり相当の影響下を受けており、大袈裟に言えば、私の音楽基盤のようなものなのだが、それによって見識も拡がったとも言える。当時は氏の下でアシスタントを務めた松武秀樹がYMOに於いて相当な功績を残していた。テクノ・ポップの基盤も冨田氏在ればこそである。唐突だが、今思えば残念な事が在る。それは1980年にNHK・FMで放送されていた番組「サウンド・オブ・ポップス〜日本のトップ・アーティスト冨田勲」と言う特集が在って、氏を実際に招いてその音楽観とか氏の作品を通じて解明していくものだったのだが、折角エアチェックをしていたのに現在そのテープが現存しない事である。このブログを打ち込んでいる間に聞ければさぞかし文章の幅も拡がったのにと思うが、NHKの方でもしテープでも現存していたらCD化でもして貰いたいものだ。さて長々と勝手な自身の思い出話ばかりをしてしまったが、このLPアルバムは、冨田氏のシンセサイザーによる作業過程を収録したものである。だから2枚組みの前半は殆どその作業過程ばかりなのだが氏のシンセサイザーによる処女作である「銀河鉄道の夜」が収録されている。曲の内容はメルヘンチックでまるで遊園地のメリーゴーランドを連想させて聴いていると何だか仄々とする。此処に富田氏のアレンジャーとしての才能を聴く事が出来るのだが、本当に凄い人だと思う!冨田氏はモーグ・シンセサイザーの第一人者だが、やはり才能在ればこそと実感するアルバムでもある。

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