2014/4/9

トルコの軍楽  CD


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King Japan KICW 1001 CD 1991


急に刺激的な音色で音楽が聴きたくなる事がある。そんな時にはよく聴く1枚である。これは嘗てはLP盤でも発売をされた事もあるとは思うが、「オスマン・トルコ」の軍楽隊による極めて土着性の強い音楽を聴いていると独特のリズムの中から民族性までをも垣間見る事が出来る。それにしても強烈だ。嘗て欧州で起こった「トルコ・ブーム」もファッションのみならず、音楽では、モーツァルトやハイドン、果てはベートーヴェンとその影響は計り知れない。此処では、トルコの軍楽と代表的な曲ばかりを収録しているが、同じ曲を別の軍楽隊でも聴けるので、ちょっとした比較も出来て興味深い内容になっている。アルバムの解説は、民族音楽研究家の小泉文夫氏や小柴はるみ氏がしているので大変充実している。聴きながら読んでいると中々の博学になれる。だからこそ感心しつつも更に知りたくなるのだが、構成もしっかりしており、トルコの古典音楽までも収録されているので、とても聴き応えがある。収録年は、1969年と1971年に行われている。それもあるのか少々圭角の取れた音色だ。もしかしたら嘗てのLP盤の方が、音色も更に刺激的かも知れない。とは言え、この1枚は聴いていても楽しい。

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2014/3/6

ドリフのシングルコレクション  CD


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Toshiba-EMI TOCT-6352 CD 1991


これは「ザ・ドリフターズ」が、東芝レコードに録音したシングル盤を中心に構成したものだが、「この歌は?」てな感じで全部が収録されている訳ではない。つまり主要曲のみである。それでもレコード音源から垣間見る「ザ・ドリフターズ」の全盛を偲ぶには絶好のCDだと言えるだろう。多少、日本の芸能界に詳しい人なら御解りだと思うが、現在の「ザ・ドリフターズ」は新生「ザ・ドリフターズ」である。名称は、まんまアメリカのドゥワップ・グループなのだが、古いグループである。いかりや長介さん亡き後は、高木ブーさんが実質上のリーダーだと思うが、実際はどうだろう?加藤茶さんと志村けんさんが、現在のそれに近いとの見方も在るのだが、グループとしての活動は、略停止状態なので何とも言えないのが実情なのではなかろうか?此処で沿革からのメンバーを整理してみよう。資料はWikipediaである。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA


「サンズ・オブ・ドリフターズ」 1956年秋に結成

岸部清(リーダー)、大野義夫、多田正幸、新井利昌、鈴木修、根本節夫、吉田博久、
能勢武、清水一夫、斉藤任弘、山下敬二郎、桜井輝夫


「井上ひろしとザ・ドリフターズ」 1957年12月結成 メンバーは4期に渡る

1:岸部、鈴木、吉田、能勢、桜井、新家治、井上ひろし
2(昭和33年頃):岸部、鈴木、吉田、能勢、桜井、新家、井上、坂本
3(昭和34年頃):岸部、鈴木、吉田、能勢、桜井、新家、井上、小山仁義、城みさを
4(昭和34年頃):岸部、鈴木、吉田、能勢、桜井、新家、井上、小山、城、小野


「桜井輝夫とザ・ドリフターズ」 1960年結成 メンバーは3期に渡る

1(昭和35年頃):桜井、小野、青木の3人
2(昭和36年頃):桜井、小野、青木、田中良夫、三好明の5人
3(昭和36年頃):桜井、小野、青木、田中良夫、三好明、※高松(※は専属シンガー)の6人

碇矢と加藤の加入は、1962年とされる。


コミック・バンドとしてのドリフターズ

1(昭和37年頃):桜井、小野、青木、田中、三好、小山威、碇矢、加藤、
 ※木の実、※高松(※後述2人は専属シンガー)の10人
2(昭和37年頃):桜井、小野、青木、田中、三好、小山、碇矢、加藤、吉田、
 ※木の実、※高松(※後述2人は専属シンガー)の11人
3(昭和37年頃):桜井、小野、小山、碇矢、加藤、吉田、
 ※木の実、※高松(※後述2人は専属シンガー)の8人

その後は、活動方針の違いから小野やすし、吉田博久、能勢武、猪熊虎五郎が抜けて「ドンキー・カルテット」を結成するのは御存知の通りである。しかしながらコミック路線を嫌って脱退してから結成したバンドもコミック・バンドなのは皮肉である。グループ自体は、この辺が母体か?


その頃のメンバー

1(昭和38年頃):桜井(オーナー)、小野、碇矢、加藤、小山、吉田、飯塚文男、
 猪熊虎五郎の8人
2(昭和39年頃):桜井(オーナー)、小野、碇矢、小山、加藤、吉田、飯塚、猪熊、
 綱木文夫の9人
3(昭和39年頃):桜井(オーナー)、小山、碇矢、加藤、綱木の5人


その後は、高木・荒井が加入する。

(昭和39年頃):桜井(オーナー)、小山、いかりや、加藤、綱木、高木、荒井の7人


そんな感じなので、結構紆余曲折が在ったグループなのが解る。その後にリーダーが、いかりや長一に変わり「新生ドリフターズ」が誕生する。この辺りから現在のメンバー構成に近くなるものの、まだ発展途上に在ったのが垣間見れる。


「新生ドリフターズ」(いかりや長一とザ・ドリフターズ)

1(昭和39年頃):いかりや、加藤、綱木、高木、荒井の5人
2(昭和40年頃):いかりや、加藤、綱木、高木、荒井、仲本の6人
3(昭和41年頃):いかりや、加藤、高木、荒井、仲本の5人

※渡辺プロ移籍 各メンバーの芸名が「クレージー・キャッツ」のハナ肇から付けられた。


当時のドリフターズは、ポスト「クレージー・キャッツ」との売り込みだったのは当然の成り行きかも知れない。そこで浮かぶのは、フジテレビで放送していた「新春スターかくし芸大会」でのオープニングで出演者達が歌う「一月一日」の後に「クレージーキャッツ」と「ザ・ドリフターズ」の獅子舞が小競り合いになる御約束事が在ったが、その演出に込められた意図が、双方のグループの位置関係だったと今更思う。実際そんなものだろう。それから「荒井注」が体力を理由に1973年に脱退宣言するが、その頃に付き人になった「志村けん」が翌年にメンバーになるのだから世の中解らないものである。その後は見ての通りである。最近の現状を見ると何故か悲しくなる。別のブログでも述べたが、「加藤茶」さんが年齢で仕方ないとは言え、相当衰えた印象なのは直視出来ない現実として本当にキツイのだ。だからこその、このCDなのだが、往時を偲びながらも時代を感じてしまう。だけど聴いてるうちは元気になれる。



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2011/11/20

ロッキー・ホラーショー  CD


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J!MCO JKCK-89103 CD


「ロッキー・ホラーショー」と言う映画が在る。現在では、カルト・ムービーの代表的なロック・ミュージカルだが、是は、英国のミュージカルだ!作品は、1975年に公開されたが、日本でそれなりの存在を示したのは、10年位後の事だと思う!それは、作品の内容が、余りにもアンダー・グランドな世界で、石原東京都知事なら最も不道徳なものとして規制される様なタイプの映画だからだ!最初の舞台化は、1973年だった!だが其の内容とは裏腹に印象は、寧ろアッケラカランとしたもので何かを超越した感が在る。私が、この映画に触れたのは、テレビで其のパロディーを観て、あまりの酷さに本物が観たくなったのがキッカケだ!それから即座にビデオ・テープを借りに行き、ようやく観て感激したと言う事だ!私は当時、1950年代のSF映画に傾倒していたのだが、この映画は、その退廃的な内容を昔のSFや特撮映画等のパロディーで包み、ベースに「オズの魔法使い」を置いて製作されていたので大いに興味をそそられた。それに戦前の怪奇映画の趣きも在るので、とても観ていてシックリした。タイトルの「SF映画2本立て」から先行きの期待を感じさせる作品である。だからここで紹介するCDは、サントラ盤と言うのも変な話で、言わば、ミュージカルの使用曲集とした方が順当か?何故なら是は、ロンドンに於けるオリジナル・メンバーによるものだからだ!DVD化されてからも即購入したものでもある。興味の在る方は、一度位は観た方が良い作品!「嫌われ松子の一生」もそうだったけど「オズの魔法使い」がベースに成っている作品って結構在るんだよね!




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