2010/7/17

銀河鉄道999  映画


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Nippon Columbia CQ-7025 LP


近年の騒動で、すっかり評価を下げた松本零士先生だが、あれでは思い入れの在るファンには印象が悪く成るのが当り前だ!それを言えば、先生の是は宮沢賢治の何なの?何て事に成るのだが、流石に相手が言及して来なかったのは、大人の対応であろう!この映画の公開時は、SFブームで、1977年公開の「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」に驚嘆し感激したものである。これは、やはり版権で揉めた「宇宙戦艦ヤマト」がヒットした後の作品で、ファンもその件で些かウンザリしていた時に制作されたので、ようやく映画館で観れた時には、とても新鮮な思いがしたものである。余談だが、その時に揉める原因に成った名(迷)プロデューサーの最終作品が、2009年に公開されたのは、記憶に新しい処である。現在は、昔の様に映画さえ映画館で観る事が無いのが残念だが、思春期に浴びるほど観た映画の思い出は、簡単に語り尽くせない程である。是を観たのは小生が中三の時代で在ったが、その頃は周りの者が、ヤマト・ブームに感化されて猫も杓子も状態で在ったのを思い出す。その頃の小生は、ヒネていたのか感化されるのを嫌い、マスメディアに犯されまいと夢中に成るのを嫌っていた。しかし世評が、あれだけ騒げば興味が湧くのも当然で、気が付いたら、この映画に辿り着いたと言う事である。これは、松本作品で、唯一観たくて自身で希望して観たアニメ映画である。当時は、東映動画、御家芸の長編動画の制作も何とか継続していた。それが今では、その東映動画出身の高畑勲や宮崎優がジプリで継続しているのも一つの時代であろう!この映画音楽も質が高く、久々に針を降ろして聴いていると当時の想いが蘇り、とても懐かしい!



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2010/7/1

旧三部作の最終版?  映画


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SONY SRCR 1874 CD


今と成っては、古典的名作と言われるSF映画である。しかし公開後にデジタル技術が進んだ事から特別篇なるものが作られファンには、有りがた迷惑された事も事実だ!新三部作にしても旧作の前の話ながら物語の時代感の接合性に疑問が在り、大宇宙を舞台にした冒険活劇と言う旧作のコンセプトが、CGにより、技術的に発展を遂げたとは言え躍動感が何故か薄れてしまった残念な出来に成ってしまった!絵的には最高でもファンとしては、イマイチの感が強い!先駆けてCGで改善した特別篇も修復のみならず、ルーカス自身が、オリジナルには無い場面を復活させた事もファンに取っては、余計な御節介である。この「ベスト・オブ・スター・ウォーズ」も特別篇用に改変したスコアからの収録である。指揮は、この曲を手がけたジョン・ウィリアムス本人である。

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楽団の名称は、ザ・スカイウォーカー交響楽団と言う、何だか人を食ったものである。これは、単にレコーディング用の寄せ集めだが、この手の曲には充分である。事実、楽曲の内容も薄い!だが、既にスタンダード・ナンバーなので、聴く者に一種の拘りも在るのも当然である。これは、スカイウォーカー・ランチと言うサンフランシスコの録音スタジオの落成記念で収録したものとの解説がある。曲に因縁が在るのも当然か?1990年が収録年である。

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しかしながら聴いていると映画の場面を彷彿させて、懐かしさを感じるのも事実である。録音状態も最高と言って良い!メインテーマの終止部やエンディング・テーマ曲が、旧スコアと比べ、差異が在り、オリジナル支持のファンからは御叱りを受ける部分も在るが仕方なかろう!




最近は、天下のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団さえイベントで、演奏する程の定番である。ファンの気持ちは、世界共通かな?
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2010/4/9

空前の大ヒット作!  映画


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King Fox FMW 37/8 2LP 1977


今更、何の説明が在ろうか?と言えるレコードであり、映画だが、今と成っては既に過去の話の「スター・ウォーズ」である。全米公開が、1977年だったので、既に33年前の旧作だ!もう古典映画と言っても差し支えなかろう!日本公開は翌年である。小生は、特撮映画が好きで、円谷特撮やレイハリー・ハウゼンの神話やアラビアンナイト物とかジョージ・パルの映画等をよく観たものだが、この手のスペース・ファンタジー物は始めてで在った!それは全米でも同様だったが、兎角、陳腐な映画に成り易い題材なので、ここまで仕上がったのは、製作のゲイリー・カーツとジョージ・ルーカス監督の成果であろう!これは後にルーカス自身が技術的に不満でデジタル補正をした特別篇が公開されたが、ファンに取っては、余計な御節介だったのも事実である。ファンとは、常にオリジナルを尊重するものである。それは、レコードも同様である。さて概要についてだが、この映画に色々なヒット作の要素が取り入れられているのは、よく知られた事である。しかしながら是には、大人の事情も在るので、ここでは上げないが、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」やフリッツ・ラングの「メトロポリス」、ローレル&ハーディーの凸凹コンビや「フラッシュ・ゴードン」が背景に在るのは明白である。特にルーカス自身が提案して結局流れた「フラッシュ・ゴードン」の感覚が処々に残っているのも何と無く理解出来る。設定も勧善懲悪で解かり易い!構成は、神話学者ジョセフ・キャンベルが神話の構造を分析した書である「千の顔をもつ英雄」を参考にしたらしい!余談だが、リメイクされた「隠し砦の三悪人」が、本家と言うよりは、完全に「スター・ウォーズ」のオマージュして上がっていたのは寧ろお笑いで在った!ダース・ベイダー以下、帝國軍が、ファシズムの象徴として描かれているのも特徴で、これは全シリーズ共通の設定である。観ていると第2次世界大戦を当て嵌めた処も否定出来ない!制服が、ナチスの高官の様だ!とか、レイア姫の故郷のオールデランは、オーストリアか?なんて推測も出来る。ダース・ベイダーのデザインには日本の鎧兜と嘗てのドイツ軍のフリッツヘルメットを模しているのも明白だ!音響面でも卓越しており、この映画をキッカケにドルビーサウンドシステムを導入する劇場が増えたそうだ!さて、このサントラ盤だが、これは映画で使用された各テーマ曲をレコード用に作曲家のジョン・ウイリアムスが改変したものである。聴いていると各場面が思い出されて面白い!演奏もダイナミックで、楽団が、ロンドン交響楽団である事も信じられない程だ!何故かと言うと同時期にオイゲン・ヨーフムで、EMIに録音されたベートーヴェンの交響曲全集と同じ楽団とは思えない位だからだ!この評判が良かったのか、同楽団の映画音楽の仕事が増えたのも皆様の御存知の通りである。このサントラ盤も古典的名盤である。


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