映画『エクスペンダブルズ』を見て来ました。
朝イチの回を見に行ったにも関わらず、なかなかの人混み。女性も結構いて驚いていたら、ほとんどが『インシテミル』の方に吸い込まれて行った。そりゃそうだ。
『エクスペンダブルズ』鑑賞組は、いかにもなオーラを放つ面々ばかり。てか、独りで見に来てる中年男性がやたら多いなっ。
序盤からB級臭全開ながら、キャストの豪華さという力技だけで、力ずくで男心の一番奥をこじあけ、ねじ込んで来やがります。
もうただ懐かしのヒーローが画面で暴れまくってるだけで、表情筋はゆるみまくり、熱い物が体を脈打ちます。
年齢とステロイドでボロボロなスタローンの奮闘を見て元気をもらい、ハゲなのにかっこ良すぎるジェイソン・ステイサムに勇気をもらい、登場シーンは多いものの扱いがぞんざいなジェット・リーの淡々とした仕事ぶりにプロの流儀を教わり、“鉄人”ランディ・クートゥアと“ストーンコールド”スティーブ・オースチンのレジェンド対決に鼻血が出そうになり、ドルフ・ラングレンの昭和マッチョすぎるキャラ設定に様式美すら感じ、あまりにチョイ役過ぎたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの“らしさ”にPRIDE黄金期を思い起こされました。
ジェット・リーvsラングレンなんてやられた日には、もうDVDを買う以外の選択肢は残されていないというか。
というわけで60点。そんじょそこらの100点より、はるかに濃厚で、愛にあふれた60点です


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『エクスペンダブルズ2』では、今回のキャストに、ヴァンダム、セガール、ジャッキーを加えて、プレデター&エイリアンと戦って欲しいなあ…。

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