映画『ヒア・アフター』を見て来ました。
『グラン・トリノ』『チェンジリング』『硫黄島からの手紙』『インビクタス/負けざる者たち』など、近年のイーストウッド映画はハズレなし。今回も期待に胸を膨らませ、劇場へ。
内容は、臨死体験をした女性キャスター、最愛の兄弟を失った少年、その特殊能力がゆえに悩み苦しむ霊能力者の男の3名を通じ、死後の世界や喪失感を描いています。
テーマが重いだけに、色々考えさせられるんだろうなあと覚悟&期待していましたが。
・・・おもしろくないわけじゃないんだけど、「つまんない」ではなく「わからない」。
それが、俺自身が人の死にあまり縁がない人生を過ごしているせいなのか、宗教や生活の違いによる死生観の捉え方のせいなのか、原因はわかりませんが、ところどころで涙腺に訴えかけるシーンがあるものの、結局イーストウッドが何が言いたかったのかがイマイチ理解できず、ちょっとモヤモヤ。
そこらへんをうまく同調できれば、きっと胸にせまるであろう事は想像に難くないんですけどね。
作品どうこうではなく、俺との相性が悪かった。それにつきます。
50点。

0