映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』を見てきました。
一部にカルト的な人気を博すSF物の第4弾は、なぜか日本人監督によるCGアニメ。
別にシリーズのファンというわけでもないのですが、せっかく『3』までを続けて見ているので、なんとなく流れで見てみたのですが。
恐らく日本製であろうCGは、さすがのクオリティ。宇宙船やマシーンのリアルさは実写と見まがうばかりで、ただただ、ため息。(基本的にアニメ映画は見ないので、他と比べてどうかはわかりませんが)
とはいえ、さすがに人間はそこまでリアルではなく、人形がしゃべってるようで、序盤は中々感情移入が難しかったです。すぐに慣れましたけどね。
ストーリーは、ありがちとは言え、良い意味で硬派なSFで、普通に面白かったです。アクションシーンもカッコ良かった。
でもね。
『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの肝は、愛国心を徹底的に茶化した作風(だと個人的に思っている)なわけで、今作には全くそれがなく、ただカッコ良いだけのSFアニメに成り下がってしまっているんだなあ。
面白いんだけど、別にこの作品じゃなくても味わえる作風だと思いました。
55点。
もうちょっと悪ノリして欲しかったなあ…。


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