経過観察二週目。
院長の交代劇というお家騒動があり、院内のバタバタ感は否めない。
全治6週間と診断された患者はというと・・・
無得点疾患は相変わらずなものの、徐々にではあるが快方に向いつつある。
ただ、守備役崩壊症候群は依然として症状の改善は見られず、予断を許さない状況。
公式戦3連敗という現実。
しかし、前2試合に比べると数段良くなったと思います。
ただ、前線の選手の気合の入り様と守備陣の温度差は否めませんでした。
永井、梅崎、細貝は負けはしましたが気持ちは伝わってきました。
レギュラー組と言われている選手達に比べ、遥かに危機感を持ってプレーをしていたように感じます。相馬については感化されやすいというか、周りに気合の入ったプレーをする選手がいればそれに同調しますが、不甲斐ない内容の時にはそれに合わせてしまいますね。この斑気がなくなれば良いのですが。
それにしても守備陣の試合の入り方はこの3試合良くありません。
バタつきさが尋常ではない気がします。
パスミスをはじめ、マークを簡単に振り切られたり、プレスが中途半端であったりと残念なプレーが散見されます。開始早々の失点に関しても半端なクリアーミスが基点となってしまいました。
ハーフタイム後には修正されましたが、試合の流れの中で修正は出来ないものでしょうかね。
あわせて都築のコーチングの声が少なく感じます。
一番プレーに自信を失っているのは都築かもしれません。
以前であれば怒号さえ聞えていましたが、早く健全な俺様的な状態に戻ってもらいたいところです。
代表不在とあって、この日は若手にチャンスが回ってきました。
高崎はターゲットとしてハイボールの競り合いでは頭一つ抜け出して空中戦を征していました。
セルも疲れの見えた梅崎に代わっての投入でしたがもう少しフィットできれば十分に計算できる選手に成り得る事でしょう。
2008年3月20日(木・祝)16:00キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ0−1(前半0−1)ヴィッセル神戸
得点者:2分レアンドロ(神戸)
入場者数:33,392人 |
そして試合後のクラブ話し合いについて。
この件に関しては開門前にコールリーダーを通じて事前に話がありました。
当然、勝っても負けても分けてもこのタイミングしかない。
新潟戦後では公式戦を5試合も消化している事になるのですから当然、このタイミングでしかなかった訳です。
藤口社長の第一声には閉口してしまいました。
「今日の試合はダメでしたか?」
これがサポーターとクラブの温度差なのです。
今日の試合云々をとやかく言っているのではなく、
クラブの体質についての今回の行動を汲み取ってもらっていません。残念でした。
「ワシントンを切り捨てて、オジェックをとったんだよな。それなのにそのオジェックを2試合だけで、また切り捨てて。じゃあ、この先勝てなかったら、ゲルトも切るのかよ。」
なんら昔と変わらないクラブ体質についての言及でしたが、顔を振り「そんな事はない、チームがボロボロの状態でこうするしか手段はなかった」との返答。
「オジェックと選手の間に距離があることをわかってるのにクラブは何もしてこなかったんだろ、フォローもしないで現場に任せきりで、うまくいかなかったら現場だけの責任なのか?」
この問いかけには返答なく、終始顔を俯かせ横に振るばかりで、クラブとしての現場フォローについては返答は得られませんでした。
「あなた達と違って、俺たちにはレッズしかないんだ」との声にはぐうの音も出ず。
「アジアチャンピオン、世界3位に胡坐かいてる場合じゃない。そんな事は忘れて取り組んで下さいよ」と言うも「そんな事はない」の一点張りでした。
その後も質疑応答をしていましたが、どうにも的を得た返答は帰ってきませんでした。
「勝負しましょうよ、お互い進退かけて」と投げかけると即答は躊躇しながらも、最終的には了承してくれました。
最後はチームもクラブも「0」からのスタートなので一丸となってやっていきましょうとの話で纏まりましたが、二人の去り際に「納得するまでWe are Redsは言いませんよ、結果見せて下さい。簡単な言葉じゃないんだ!」の声にはクラブはどういう形で応えてくれるのでしょうか。
今後のクラブ運営に期待します。
※尚、質疑応答については順序及び細かい描写は実際とは異なっているかもしれません、ご容赦を。
※オフィシャル
■ファン・サポーターとの話し合いを終えて