浦和赤宴＠God Bar

代表やら怪我やらでどうなることやらと思いましたが杞憂に終わってまずまず。
内容的には猛火怒涛と行かないまでも、現有戦力のメンバーで良くぞ勝てたなと。



非常に興味深い一戦となりましたが、その中でなんと言っても山田暢のＣＢ起用でしょう。
アップ時に坪井とＣＢの練習をしている光景に何か違和感ありあり（笑）
それでも元来の対人プレーの強さを生かし、ラインコントロールも無難にこなし、
完封してしまうんだからどんだけのスキルなのかと。まぁ本人が楽しんでできているうちはいいんですが、この先には本来の飽き易い性格や暑さなどの強敵が待ち構えているんで心配なんですけどね。それに早々の大宮戦のリプレーを見てるかの様なかわされ方をくらった時には冷や汗物でした。
期待しているからこそ厳しい目線でお送りしてます。“元祖山田”はまだまだ老いませんよ。

さてと西澤なんですが、大分戦では炎上のきっかけになるも山田直のゴールをアシストしたりとどうにも良くも悪くも掴み所のないプレーだったんですが、修正してきたようで何よりでした。隣に山田暢だったから責任感がより一層増したのかな（笑）。
そんな西澤の公式戦初ゴールなんですが、持ち味はいい感じのミドルが打てるって事でそこに期待が大きかったんすよね、でも得点はパスカットからゴール前で細貝と綺麗なワンツー決めての美技でした。これに満足する事無く日々精進してレギュラーポジション獲得に向けて頑張って成長していって欲しいものです。

それでも好調をキープしていて矢野のみの駒落ちの新潟に予断は許せない状況で、案の定攻め込まれる場面もしばしば。こうなると追加点が欲しいんじゃない？ってところにセルヒオがネットを揺らしてくれましたよ。ここでも細貝が得点に絡んでたわけですが、やはり細貝が攻撃に絡むと単調な攻撃にアクセントがついて攻撃の幅が広がりますね。阿部が代表から帰ってきたら監督はどうするんだろう？この試合でのバックラインは統率がとれバランスも良かったとは思うんすが、やっぱ左サイドが穴なんだよなぁ。補強がなければ細貝は左ＳＢになるんでしょうね。ま、そこからバンバン攻撃に参加してもらえば良いだけの話なんですが。

■ヤマザキナビスコカップ・予選リーグ第4節　浦和レッズvsアルビレックス新潟 2009年5月30日(土)15:00キックオフ・埼玉スタジアム 試合結果 浦和レッズ２−０（前半１−０）アルビレックス新潟 得点者：28分西澤、56分エスクデロ 入場者数：27,446人

そして途中交代で入った濱田ですが、西澤の位置に入るのかと思いきやなんと高橋を後ろに下げての中盤で登用。これには高橋自身も「え？えっ？！俺が？俺が後ろなの？？」的に何度も濱田と確認しあってました（笑）
狙いとしては前目でディフェンスして早めに攻撃の芽を摘めって事だったんでしょうね。投入直後から本来のポジションじゃないって事もあってか、硬さやきょどりっぷりが見て取れこちらにも緊張が伝わってきましたよ。まぁ今のチーム事情からはどこでも与えられたポジションで懸命にやるって事が前提なんで、細かいことは気にせず頑張ってもらいたいもんです。

さてナビ５節は平日の駒場。
まだまだ席種によりますがチケは完売してませんねぇ（苦笑）
せっかくの「駒場ウィーク」開催って事なんで帰りに軽く祝杯でも挙げて帰りましょうかね。
え？翌日？？そんなの知らね（殴）

鶏ムネ肉のイタリアンカツを肴に26日新発売のアサヒのザ・マスターをグビっとな。
ＴＶ観戦もたまにはいいな（違

するとベンチにちょこんと座る少年がアップに･･･まるでベンチ観戦の抽選に当たった中学生？
と思うようなあどけなさ。ん〜なんとも微笑ましい光景でした（笑）

そんな直輝の出番は早かったですね。
もんじゃ屋が負傷でまさかの出番到来です。ジャージを脱ぎ、岡田監督にニヤニヤされながらピッチに送り出されてましたねぇ。なんて言われてたんでしょ？

ピッチに出るや最初は緊張が見受けられたものの、次第にいつもの直輝プレーが随所に。
それでも連携については２、３日くらいしかやってないからミスはあったり、意思疎通が出来てなかったりしましたが、それはそれ、チャレンジカップな訳ですから、チャレンジせんでどうすんねんと大目に見なきゃね。

スターシステム発動で、気持ち悪いくらいの持ち上げは如何なものかと思いますが、スター不在の控え中心メンバーなので放送側の意図も分かりますが、そんな事でダメになるような選手じゃないと信じてるんで無問題。

後半は結構落ち着いてボールに絡んでいて、惜しいシーンもありました。
得点こそなりませんでしたが、ロスタイムに初代表デビュー戦でアシストを記録。
あそこは自分で行っちゃっても良かったと思うんですが、選択は“成金ゴリラ”へのラストパス。
あれを成金ゴリラが外してたら全国の赤サポからブーイングが飛んでたことでしょう。
直輝は次に出場機会があったら、貪欲にゴールを狙って欲しいっすね。

さて、他の浦和勢はというと阿部が渾身のヘッド弾でゴールを決めてくれました。
リーグと違ってそんなにマークは厳しくなかったのか、完璧な形でのゴールでした。
浦和の試合でも見たいってもんですね。

あとは長谷部ですが、立ち上がりから存在感抜群でした。さすがブンデス覇者の風格（笑）
負傷故障者続出で中１日での強行出場からか後半は完全にバテてましたが已む得ないでしょう。
本番に向けてうまいこと調整してれもらえればと思います。

それにしてもこんなに点数取れた代表戦って久しぶりですな。
ＴＶでこんだけ面白かったんですから、現地は相当楽しかったのでは？
赤サポ的には直輝が出場したことで大そう楽しい試合だったんですが、まぁチリが主力不在の二軍ということを差し引いても、ここまで出来れば選手層も厚くなったのかな？と思います。
直輝は日曜も出るかなぁ･･･（ﾎﾞｿ

■キリンカップサッカー2009　第１戦 日本代表vsチリ代表 2009年5月27日(水)19:35キックオフ・長居スタジアム 試合結果 日本代表４−０（前半２−０）チリ代表 得点者：岡崎慎司（前半20分）、岡崎慎司（前半24分）、阿部勇樹（後半7分）、本田圭佑（後半44分） 入場者数：43,531人

さて明けて未明の3:35。ＵＣＬ、バルサとマンＵの一戦。無事に寝坊する事無く起床。
いやはや良いもん見させてもらいましたよ。早起きした甲斐があったってもんです。

立ち上がりこそはマンＵペースでしたが、次第にバルサが主導権を握って江藤の先制弾炸裂。その後もバルサ優勢は変わらずで、焦るマンＵといった相関図。

それにしてもバルサは面白いようにパスが繋がりますな、皆動き出しが違うもの。
パス＆ゴーが徹底されてるものなぁ。それに球離れは早いし、たまにのドリブルが効果的に生きて攻撃に良いアクセントになってました。
そしてメッシのダメ押し弾で、マンＵの焦りは頂点に達しだんだん荒い展開になり、前線偏重の交代が祟ったのか渋滞を巻き起こしてスペースなんかありゃしません。

観ていて楽しいサッカーでしたね。レッズは今後あれに近いパスサッカーできるのかなぁ？

週中にも関わらず、今夜はフットボールイベントが目白押しですな。

まずはキリン杯チリ戦＠長居が19:30から。
当然ながら注目は山田直輝の出場は！？っちゅーのが筆頭ですね。
マスコミ各社は浦和の若き至宝にご執心のようで（苦笑）。ニューヒーローってか？
あとはブンデス制覇の凱旋帰国の長谷部が中１日でどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか。
あとスタンドに青いマスクはいるかなぁ？いたら爆笑ものなんすがねぇ。
酒でもあおりながらﾏﾀｰﾘと眺めてよっと。
キリン杯が終わったら速攻で寝よう！そしてアラームは3:30にセットだな。

あらびき団は･･･録画だな。

で、未明の3:35からはＣＬ決勝戦バルサvsマンＵ。
関係各位は起きてるかな？一人は確実に寝てんだろうけど･･･起きたら無数の･･･（爆
終了が5:45かぁ。一瞬でも寝てる暇あっかな？寝れなきゃ確実に廃人と化す木曜日。
気をつけなはれやっ！

ポンテ･･･達也･･･梅崎･･･早く怪我治して下さいな。
直輝･･･この試合どう見た？何を感じたかい？



さて、怪我人やら出場停止でマスターピースが揃わないでの第13節。
ましてやリーグ３試合、公式戦４試合で勝利なしと出場選手のプレッシャー相当だった事でしょう。

ん〜なんと言うか、マスターピースが不在な事で個のスキルに頼る以前のサッカーしか手段はなかったのか。苦しい台所事情は百も承知なんですけど、そうであれば今まではベンチスタート主体だった選手達は発奮してスタメンを勝ち取る気概を感じさせてくれてもいいんじゃないのかな。自分の得意なプレーに執着するのではなく、もっとチーム全体を見て攻撃だったり守備だったりに貢献は出来たはずと思います。まさに『木を見て森を見ず』なプレーでは今後もスタメンを勝ち取ることは難しいでしょうね。

坪井の逆脚にあたっての不測のゴールは已む無しなので、とやかくは言うつもりは更々ありません、サッカーには付物ですからね。ムルザニ退場後は細貝が啓太よりも前目でプレーする事でチャンスが徐々に増えてきて、その細貝のゴールで同点に追いつき反撃開始かと思ったんですがねぇ。
ロスタイムまでは一進一退の展開が続き、最後のようやくのビッグプレーでもあと一歩という所だったんですが、惜しくもネットを揺らす事無く試合終了。このロスタイムのような怒涛の攻撃が随所に見られればいくら前目が薄くて絶対的ＦＷ不在でも得点出来そうな気はするんですが･･･

■リーグ第13節 大宮アルディージャvs浦和レッズ 2009年5月24日(日)16:00キックオフ・埼玉スタジアム 試合結果 大宮アルディージャ１−１（前半１−１）浦和レッズ 得点者：8分パク（大宮）、35分細貝 入場者数：37,027人

そういえば、メインのゲートって青かったんですねぇ。
いつも赤くデコレートされてたんで、久々にスッピン見たら違和感がありましたよ。
ホームゲームでいつもアウェイ意外のゲートを赤くデコレートしてくれてる有志に感謝です。

大分からの帰宅後に飛び込んできた『山田直輝代表召集！』のニュースですが、単純に嬉しかったです。

「ナビはどうなるんだ？」とか「怪我したらどうするんだ？」とか「メガネ氏ね」とか･･･
ん〜ちと感情的、批判的になり過ぎてませんかね？杞憂であればいいんですが。

サッカー選手ともなれば、日本代表の青いジャージを誰もが目標にしている事だし、
幼少の頃から「夢は日本代表でプレーする事です！」って言ってる子供も少なくはありません。
そんな夢の実現に向けて、着実に一歩を踏み出した浦和ユース出身の直輝が選出されたんですから、赤サポとしては温かく送り出してあげたいっすよね。
なので、目くじら立てて三角になった目をちょっとは丸くして見守っては如何でしょうか？

今の代表は倦怠期にあると思うんですよね。そこで今回新たなメンバーを招集して、テコ入れをしようとする意図は十分に汲み取れます。
レッズでもそうだったように、若い力がベテランを刺激して発奮を促して倦怠期のチームを活性化させようって狙いですね。
ちゅーか、岡田監督はフィンケ流をマネをしたのか･･･な？

ともあれ、直輝は今後の日本を背負っていけるだけのスキルを持っているのは明確で、
ベテラン揃いの代表選手に一石を投じるくらいのフレッシュさをアピールをしてもらいたいものです。



そーそ、そういえば今夜は長谷部所属のボルフスブルクの優勝がかかった大一番があります。
レッズＯＢの活躍に期待してテレビ観戦ですな。長谷部がんばれ〜！