浦和赤宴＠God Bar

ホント勝ってよかったねと。
ど突きあいになろうとも、どんなに低レベルであろうと勝ってよかった。



４節目にしてようやくＦＷ２枚が本来のタスクをこなしてくれました。
３得点のうち２得点は相手のミスで貰ったようなもんですが、２点目の阿部→エジミウソンは気持ちよかったですね。従来ならば、あそこで足元がとっ散らかって外す場面が多かったのですが、決めてくれて本当に良かった。久々に胸すくようなシュートでした。
3点目は相手ＤＦ狙ったのが奏功し、角度の無いところから決めましたが、正直入るとは思いませんでした。これからコンスタントにこういったプレーが出来れば得点力不足も解消できることでしょう。

失速までの間は中盤の推進力がモノをいった感がありましたね。柏木がボランチでの出場でしたが、阿部とも細貝ともまた違ったスタイルで良かったんじゃないかな？守備に追われる機会が多かった前半は持ち味があまり出ていなかったようでしたが、期を見計らっての攻撃参加は良いアクセントになっていたのではないかと。それと浦和の中盤全体の課題はやはりスタミナでしょうか、スタミナ切れになるととたんに劣勢に陥り再三のピンチを招いてしまいますしね。試合をコントロールするのは中盤なので、ここはひとつ改善してもらいらいものです。あと気になったのはここ２試合でウガジンが低調なこと、細貝が頻繁に上がるのでバランスを取るのに必至だったとは思いますが、もっと攻撃参加をして欲しいものです。

攻撃に関してはシュートも打ってたし稀に見る３得点という結果ですから良しとしましょう。
いただけないのは２失点の内容です。これは明らかにチーム全体の集中力の問題で、得点力不足のチーム状況を考えると１点は虎の子ですよ、それをみすみす棒に振ってしまうんですから呆れて物も言えませんて。ＧＫのコーチングにも問題があるんでしょうが、もう少し気を引き締めてもらわないと“低レベルな試合”と酷評されちゃうんですから。
ちゃんとしようぜ、浦和レッズ！

リーグ 第4節 セレッソ大阪vs浦和レッズ　 2010年3月27日(土)16:04キックオフ・大阪長居スタジアム 試合結果 セレッソ大阪２−３（前半１−１）浦和レッズ 得点者：21分達也、21分アドリアーノ(C大阪)、54・80分エジミウソン、79 分香川(C大阪) 入場者数：16,261人

アウェイが立て続いているとはいえ人少なかったですねぇ･･･＞浦和のゴール裏

現場は想定していたよりは寒くなかった。

でも試合は、ほぼ想定通りに寒かった･･･





細貝がＳＢに起用されたんで鈴木が今期初のスタメンでした。
全体的な停滞感はここが全てだったのかと。早い段階の高い位置で相手にプレスをかけるわけでもないんで、前線と中盤に間が空いて、鈴木が下がり気味なんでＤＦラインも次第に押し下げられてしまって高いラインを保てなくなり再三のピンチを招く結果になったのかなと。守備専だけでは今取り組んでいるチームスタイルには合ってないかもね。開幕からベンチってもの納得です。

気になったのはもう一点、ＧＫから攻撃のきっかけにならないってところかな。
蹴れば明後日の方向に行くし、リスタートが遅すぎて相手が陣形を整える時間を与えてしまうわで･･･都築のような超攻撃的なスタイルの方が目指すサッカーに近くなりそうな気がするんですがね。なんで都築を使わないんだろ、そんなに都築の事が嫌いなのかな？＞監督

◆リーグ第3節 モンテディオ山形vs浦和レッズ　 3月21日(日)13:04キックオフ・NDソフトスタジアム山形 試合結果 モンテディオ山形１−１（前半０−１）浦和レッズ 得点者：30分エジミウソン、58分宮沢(山形) 入場者数：19,021人

試合後、細貝が「チームがひとつになって同じ方向に向かっていかなきゃいけないかなと思います」ってコメントしてますが、１月から始動してまだ方向を理解してない選手がいるって事に驚きですよ。余程の方向音痴じゃね？その選手、出場すればピッチで迷子になってるようにも見て取れるしねぇ･･･

勝ったけど、どうにもしょっぱい感じは拭えません。





入り方は前節よりも格段に良かったと思います。前線からのチェイスやコンパクトなライン構成、攻守の切り替えの早さ、どれをとっても申し分のない出来でした。

そんな流れの中から宇賀神がサイドから仕掛けてＰＫを貰ったわけですが、ゴールへ向う意識がなかったらあそこでＰＫは貰えませんね。ＳＢの選手で単純に精度の低いクロスを供給して仕事したふりをする選手よりは希望と可能性を遥かに感じます。
と、ここまでは良かったんですよ。

追加点を狙ってはいるもののゴールが遠いわけですよ。撃てばポストやバーに嫌われるわ、チャンスで決められないわでゴール欠乏症状態は依然として改善しませんな。前日にテレビ観戦したある試合で、劣勢なチームのＦＷが起死回生のゴールを決めたんですが、ああいったガムシャラさや闘争心やらがレッズＦＷ陣には乏しいですね、伝わってこないもの。ゴール前までの展開は去年よりは格段進歩したんだから、これに決定力が備われば相手にとって脅威になるとは思うんですがね。

瓦斯森重が審判からの結婚祝儀で２枚目のカレー券貰って退場。
これで11vs10になったわけですが、レッズの芸風としては決して有利な展開に持ち込める訳でもなく、逆に苦境になってしまうのが定番でしたが、まさにというか案の定というか･･･

後半、いつもの時間に完全にガス欠。攻撃陣の出だしの一歩が遅い。
悲惨な状況は時間経過と共に顕著になっていき、推進力はなくなりスペースに走りこんだり、裏に抜ける動きは絶望的に･･･。周りが連動できないから足元へのパスが散見され、持ち過ぎの傾向著しく、もうどっちが１人少ないのか分からない展開で窮地に陥り、再三のピンチを招いてしまいますが、ＤＦ陣の懸命なプレーでなんとか凌ぎ耐えきりました。
勝利は掴めましたが不安の残る一戦でした。

そうそう、忘れてた！岡本、Ｊデビューおめでとう！！！

◆第2節　 浦和レッズvsFC東京　 2010年3月14日(日)14:02キックオフ・埼玉スタジアム 試合結果 浦和レッズ１−０（前半１−０）FC東京 得点者：19分ポンテ(PK) 入場者数：50,096人

後半15前後の急激な運動量の低下。
今は気候的に問題ないんですが、夏場はどうなることやら？


毎晩うなぎ食ってスタミナつけてもらわんとな！

09シーズン最終節から約３ヶ月。新戦力も加わって新生浦和の船出となりましたが･･･
強大な力の導きか、日程君の気まぐれか辛酸舐めさせられ続けている鹿島と昨年と同カード。
結果は３シーズン連続で開幕戦敗戦となってしまいました････





正直、２失点止まりでよかったかなと。あと４点はやられてた気がします。
１失点目は坪井が完全にマークを外され（見失い？）てしまって相手にまんまとやられた印象です。この試合の坪井はどことなく浮き足だった感じが否めません。対照的に山田暢の落ち着きっぷりたるや堂に入って、完全にディフェンスリーダーな存在でした。

２失点目は完全にメンツ入れ替えで完全にバランスを崩したところをどフリーで叩き込まれてしまいました。１点ビハインドで攻撃的な選手を投入する意図は十分汲み取れますが、そこに連携がついて行けなかったのが現実でしょう。

この２失点に関しては「集中力の欠如」の一言に尽きます。抱きつく気持ちで徹底的にマークをしていれば防げていたかもしれないだけに残念でした。ま、それ以上に相手の２トップが一枚も二枚も上手だったのも事実なんですが･･･

結果は負けですが、明らかに昨シーズンより向上している部分もありました。
バイタルに入ってから素早いワンタッチでのパス交換やミドルを積極的に打つ点などは明らかに去年は見られなかった（出来なかった）プレーじゃないかな？あとは決定力の問題なだけなんだけどね。

宇賀神はＳＢでの出場でした。徳島で見たＳＨ時のような超攻撃的には行かなかったものの、時を見計らっての攻撃参加やサイドからのドリブルでの仕掛けは見受けられました。デビュー戦「緊張しなかった」的なコメントがありましたが、いやいや絶対の緊張してたはず。徳島の時のような思い切りの良さがなく、どことなく躊躇した場面もあったことだしね。ただこれから試合数を重ねることで経験値を上げて伸ばせば良いと思います。

柏木は攻守に顔を出せるしスキルはありますね。前半で惜しくもアゴ野郎に弾かれてしまいましたが、積極的に撃つ姿勢は大好きです。次あたりで決めてくれんかな？

◆第1節 鹿島アントラーズvs浦和レッズ 2010年3月6日(土)16:04キックオフ・カシマサッカースタジアム 試合結果 鹿島アントラーズ２−０（前半１−０）浦和レッズ 得点者：5分興梠、86分マルキーニョス 入場者数：35,251人

ポンテは前半は往年の切れ味でノリノリでした。
しかし時間経過と共に明らかに疲弊しパスミスが散見。
こうなると当然交代かと思いましたが･･･う〜む･･･


鹿島に勝ちたい･･･