関東以西の皆さん方は、東北地方沿岸部で発生したM9.0の大地震の悲惨な状況は蝦夷の地と言う事も有り、実感として感じられないのは当然です。然しながら、我々の住む日本列島は
「環太平洋の火山地帯(地震地帯)」に有るから、いつ何時自分自身の災難として襲われるかも知れません。プロ野球等は開幕戦が始まるシーズンですが、電力不足の時にナイター試合を行う等の発想等は、何処の誰が考えるのでしょうか。その様な精神的余裕が有るならば、先ずは被災者の救済とか復興等が先決問題として論ずべきでしょう。私等も60年以上前からの「
隠れ巨人フャン」だが、もしも強行するので有れば、「隠れキリシタン」を棄てて「コロビ」ます。更には、某新聞は次回の契約時からハンコは押しませんね。
さて大津波に襲われた福島原発の原子炉の火は、早急に消さなければならないが、もしも冷却が遅れれば、
80KM程度の圏内が放射能に汚染されると予想されるらしい。現在は、この原子炉の存在を云々する時でも無いが、この原子炉の形式は古く(確か昭和35年頃から計画が有った)既に40年程経過していると言われます。もしも消火活動に失敗すれば、放射能汚染は想像を絶し、やがては外国との通商も絶えて、経済も破綻し日本国の存在までも脅かされるだろう。
こんどの大地震で、東北地方沿岸部の貿易港(例えば、石巻港とか仙台港等々)が破壊されて、物資の輸出入が止まったのは勿論です。ここで物資の輸入と言う事に話を絞れば、東北地方沿岸の山間等は、専業農家では経営が成り立たず、酪農とか養鶏等も多いのです。不思議な事ですが、これらの餌となる穀物類(雑草類を固形にしたものが有る)は、海外から(アメリカ等)輸入しているらしい。穀類の輸入が止まれば、酪農とか養鶏、養豚等は成り立たず、しかも放射能汚染の風評が立って売れないと言う。しかも30KM圏内の酪農家は退避とか外出禁止等が有って、牛さんを棄てて避難しているらしい。餌が無ければ餓死して死んでしまうのは当然ですが、これ等の予想される災害(被害)に当たっては、中央政府とか地方政府に於いても、ナンラノの対策は立てて無かったらしい。置き去りのされた家畜等は悲しげに鳴いているだろう。どうしてくれるか、この悲惨な惨状を!
結果は、昨日の茨城県南部地域(筑波山麓牛乳)のスーパーやコンビニ等の店頭から、牛乳は完全に姿を消しました。恐らく、東北地方等でも起きているだろう。但し、
乾電池は山積みされて有って、しかも便乗値上げは有りませんでした。ガソリンや軽油等は日本から完全に姿を消したワケでは無かろう。
原発の問題に移るが、福島原発は既に40年を経過したからメンテナンスとか新型に交換する時期に来てるかも知れません。(
これと同型の原子炉は現在アメリカでも稼動中らしい)凡そ機械類は定期点検が必要で、例えば、兵器類は1回/週とか、1回/月とか、1/年等で必ず「マニアル」によって定期点検をしているらしい。これ等は民間企業の機器類も同じかも知れません。更には、異常事態に備えての安全マニアル等が有っても良い筈です。恐らく、福島原発にもそれらが有るのだろうし、不測の事態に備えた訓練等も行っていただろう。
問題は「人間が想像出来る範囲の事故は必ず起る」と言うことです。今度の原発事故も予想以上とか想定外だったと言うが、それでは自然に対する想像力が不足しているのです。事故の原因の一つはここにも有るのです。
更に言うなら、福島原発の運転は、専門知識が有る東電の職員だったのでしょうか。若しもの話だが、
東電は下請け企業に依頼し運転を任せ、彼等はノルマをこなすだけでは無かったかと勘ぐるのです。下請けには更に下請けが有る筈です。福島原発には、周辺の市町村から大勢の者が働いているとお聞きしている。全自動で管理しているから、平時は油断をしていたのでは無かろうかと思うのです。
現在は、原発の火を消す事が先決ですし、自衛隊始めとして多くの者が、命懸けで消火に当たっている最中ですから、これ以上は慎まなければならないから、今は止そう。
現在我々日本が成すべき事は政争では無く、
各党の代表者で構成する「日本復興党」でしょう。民主党は「国民に対しての見せ掛けの演技者」では困るのです。カイワレ大根」を食って安全を証明する時では有りません。今も遠くの方から「牛さんの泣き声」が耳に伝わるのです。解決出来なければ「総理を変わって」欲しいのです。
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