出典:東京新聞、8月15日(木)朝刊から
今朝の東京新聞を開いたら、福島第一原発は、今度の東北太平洋沖地震(3.11)で敷地全体がほぼ、平均して70Cm程度地盤沈下してたと言う。
簡単に言うなら原子炉がドスンと70Cm程沈んだのだろうか。原子炉と言うのは、重要なパイプ類が縦横に走る「パイプのお化け」と言っても良いのです。発表の様に、敷地全体が平均して沈下したから良かったが、部分的で有るならば「
ギロチン破断」等が起きて放射能が噴出し、「人間の手では手が付けられない大事」に成ったろう。東電の発表は「
原子炉を建てた時点から、常に嘘を言って来たから」、今度の過酷事故等でも「発表してない重大な問題」がマダマダ有るかも知れません。とてもじゃ無いが福島第一原発事故の収束は、棘の道だろう。東電は莫大な資産を集積し、その金を使って政治をも動かしていたのですが、本来は一私企業です。戦前で言うなら財閥化していたのと同じで有って、軍閥、政治と手を握り、日本国民を不幸のどん底に落としいれたのです。
マスコミとは、国民に真実を伝えるのを一番の手柄とするわけだが、そこには情実や金の力が働き、必ずしも国民の前に、全てを曝け出すとは限りません。大手の新聞社や放送局は、今でも「世論を誘導出来ると誤解」していて、自分達に都合の良い事のみ言え触らし、都合の悪い事は隠します。これ等は、携帯電話やタブレットが長足の進歩を遂げた現在は、最早時代遅れでは有るだろう。国民を欺ける時代では無いのです。テレビのコマーシャルに騙されて買ってみたら、スペックに騙しが有って、買って損をしたと言うのを経験します。この買わせるテクニックの大元締めは、言わずと知れた電通がノウハウを保有しています。
電通の理念と言うのは、鬼の特訓で有名で「勝てば官軍」と言うのを誇りとしてます。これは大間違えで、これが日本を悪くする大きな原因なのです。真面目で縁の下の力持ちのみが企業を発展させるのです。
ブラック企業は、世のさらし者にして不買運動で消滅させるべきです。
今度の東北太平洋沖地震(3.11)で、原発敷地が70Cmも地盤沈下してる等は知らなかった。考えて見れば、今度の大震災では、東北太平洋沿岸部の海岸では地盤沈下した場所が多く見られ、往昔の海水浴場とは、様子が一変しているのも見られます。湖沼とは言わないまでも、約1万年前の原始の姿に戻った地域も見られます。
富士山等は、いつ爆発しないとは限らないし、世界遺産等と浮かれているのは度胸が良いのです。原発は冷却の為には多量の海水(水)が必要ですから、必ず海岸に造りますが、その海岸とは地震による津波の襲来が必ず有って、それと共に地盤の隆起や沈下が有るのです。洋上から日本の原発敷地を見ると、如何にも津波の餌食になりそうです。
マスコミの諸君等は一度洋上からの写真を掲載すべきだろう。如何に危うい原発なのか知るだろう。日本列島の太平洋岸には、岩礁や小島も多く見られ、観光地化したり神の社等も見られます。あれ等は日本列島誕生時の残渣で有って、やがては原始の姿に戻るかも知れません。その様な場所に原発を造る等は正気の沙汰では無ったのです。
原発を推進した
政治家や原子力ムラの住人は、等しく刑事責任を受けるべきです。原発事故で死んだ者は居ないから刑事責任には無理だと言うが、日本列島が環太平洋のど真ん中に有る限り、大災害は予知できた筈です。イタリヤ半島を含め地中海地域も、地震と火山噴火の銀座地帯のようですが、あの様な地域に原発は無理だろう。
原発は「金の成る木」で有って、エネルギーの問題よりも金にぶら下ったと言うのが真実です。叩けば、幾らでも埃が出るだろう。地球物理学から考えれば、大地震等は起きるべくして起きたのです。要は「想像力の欠如」で有ろう。
にほんブログ村

1