出典:東京新聞、10月31日(金)朝刊から(薄日のさす秋空)
おぶち(小渕)優子と言うのは群馬県中之条町を本拠とする衆議院議員だが、親の七光り(元小渕総理)で阿倍内閣で通産大臣に抜擢されたらしい。金銭に纏わる違反が見付かってしまい昨日(10月30日)検察庁の家宅捜索を受けたと言う。
おぶち優子の嘆かわしい違反行為は「旧態依然」の選挙風景で古典的でも有り、金銭で選挙民から票を買収した事に有るだろう。群馬県中之条町と言う地域の詳細は知らないが、おぶち家はまさか戦国時代の領主然として君臨していたのだろうか。時代錯誤のおぶち家では有った様です。
さて問題は彼女が通産大臣としての重職に抜擢された事でしょう。福島の原発事故の終息はマダマダで有って、廃炉や避難民の故郷回帰等は何年先に成るかわからないと言うのが現状です。恐らく原発立地の大熊町、双葉町及びトバッチリを食った市町村等の住民は世代交代が済んでからの帰還と成るだろう。原発立地や稼動等の原発行政は通産省の権限に有るのだが、尻に火が付いた状況では大臣としての責務を果たすことは不可能だろう。だからこそ阿倍総理は即時首を変えたのだろう。然しながら首を変えてみたのは良かったが、
おぶち優子に代わった大臣が、これまた「SMバー」の領収書が見付かると脇の甘さの宮沢大臣だったのです。救われないのは日本国民で有るだろう。
大臣に成ろうと言う者がSMバーに出入りするのは禁止と言う事は無いのだが、社会通念からは少し外れているだろう。SM大臣と原子力行政の取り合わせでは、聊か奇妙では有るだろう。かくして我国の原子力行政とは全てが「
金と情欲の趣くまま」の政策だった事が立証されたのです。現在、九州電力の川内原発を稼動したいようですが、福島の惨状をしればその様な意欲を持つ住民は全てが金銭の為と言うのを知るべきです。稼動すれば
必ず「核のゴミ」を排出するのだが、その処理場は立地地域にしか無いのを知るべきです。かくして日本列島は核のゴミだらけで有って、やがては「猿の惑星」になる事請合います。
歴代の原発を預かる大臣などは、金と色に目が眩んだ者が多いのだろう。馬鹿の一つ覚えの様に安全だ!安全だ!と騒ぐばかりで、実は無能の輩が大臣に成っていたのだろう。福島第一原発で事故が起きるのは当然です。
にほんブログ村

1