出典;東京新聞、2月23日(木)朝刊から(氷雨、10℃、61%)
テレビ放映の「サザエさん」は明るく健康で陽気な家族ですが、
この様なテーマは少子老齢化社会の現出で最早時代遅れだったのです。スポンサーは東芝(株)ですが、この日本を代表する老企業が朽ち果て音もなく倒れる日は近いと言う。時代遅れのサザエさん放映を続け、古色蒼然たる体質と
原発野郎と綽名された原発への、のめり込みが大きな原因のようです。整理された社員からすれば職探しに多忙だろうし「フザケルナ原発野郎」と怒声を発して自然です。
福島第一原発の惨状は6年経った現在でも、放射能汚染が酷く(
ホットスポットも多いと言う)住民は再起不可能な状態だが’20年のオリンピックまではひた隠しに隠し、安全だと言っているのです。某大学の講師によれば、
原発で被災した福島県人は「暗闇の中でも光って見える」らしい。この一言でも解るように、一旦原発事故が起きてしまいば、その地域には100年間に渡って安心して住む事が不可能です。
原発は「
人間のコントロールが出来ない化け物で」、安全だ!安全だと如何に騒いでも必ず過酷事故は起きるのです。原子力規制委員会は、ハード面を重要視しているようですが、その様な対策は自然の猛威に対して何の役にたちません。事故が起きれば「思ってもみなかった!とか、想像以上の出来事で」とかの談話で終わるだろう。ましてやケアレスミスの多い人間ですから、ソフトを如何に頑張っても役にたちません。
人間で有れば「穴に入りたいと思う程のミスは日常的」でしょうか。規制委員会の彼等も日常的にミスを犯してるに違えない。原発の過酷事故は笑って終わらす事は不可能です。
そんなコントロール不可能のお化けの原発を輸出すれば、過酷事故は必ず起きて、その責任の所在は輸出メーカーの責任になって自然です。
原発メーカーの東芝は原発からは総撤退すべきだし、他の原発メーカー(三菱、日立)等も同じでしょう。お人好しの日本人だから、契約には必ずミスが有って事故の責任を負わされるのです。思えば、東芝は福島第一原発の事故を教訓にして、原発からは手を引くべきだったのです。今更「
こぼれた水は盆に戻りません。」
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