出典:東京新聞、2月3日(土)朝刊から(曇天、8℃、70%)
今朝の朝刊を読んだらエンゲル係数の文字が見られ、その昔に目にした文字で懐かしい。恐らく、中学校時の教科書に出て来た文字だろう。昔の話で既に忘れたが、
これは毎日の生活における食品支出の割合を言うので有ろう。簡単な事で、この係数が高ければ生活が苦しいわけです。直近の2016年の総務省調査によれば、25.8%で29年振りの高い水準だったと言う。これを年齢層で詳細に見ると、高齢者の年金生活者が高く生活が苦しくなっていると言う。税金は高いし、光熱費、交通費(ガソリン代)、医療費、雑費等々生活に絶対欠かせない諸経費が多く、一軒家を維持管理して行くのは大変です。
どうやら安倍内閣が成立し「アベノミクス」が始まった、5年前からエンゲル係数は上昇してるらしい。一般的に言って安倍総理に成ると外向き(外国訪問して我々の税金を惜しみなく与える)は良いのだが、
国内の出来事には殆ど無頓着のようです。但し、憲法改悪はやりたい様で、自身の手柄にしたいのだろう。本来ならばトランプ大統領の様に「アメリカ第一主義」を唱え「内向きの政治」を行って欲しいのです。話題に上るのは「森加計問題」で、これはご夫妻の懐を肥やす為に違えない。
既に少子高齢化社会は現出していて、
ある統計によれば日本の人口は明治大正時代まで激減するそうです。恐らくこれから先の40〜50年先の日本は、5000〜6000千万人程度まで減少するだろう。これは、現在の韓国と同じ程度に成るのです。既に減少する過程の「人手不足」が顕在化していて、それは安倍総理の言う景気が回復してるわけでは無いのです。社会が激変する時は、一時的に働く者が不足するのです。例えば、通販が流行っていて今日買った物が明日には届くのですが、そんなに急ぐ必要はサラサラ無いのです。急げば、人手や輸送費も嵩むので、これが人手不足を招来してるわけです。
現在の中国経済はアメリカに次ぎ第二位の大国だと言う。
’90年代の中国事情を知っている者から見れば「大陽が西から登る程の驚き」です。それもこれも国土が広く人口が多い事に有って、「人口を増やす政策こそが日本にとって最重要課題」なのです。然るに安倍総理が言うには、日本の人口は多過ぎると言うのですが、これは大きな間違えで有るのです。そんな無駄口を言っていれば、マタマタ大きな自然災害が日本列島を襲い、再起不能の事態に成るだろう。
内政で直ぐにやるべき事は「如何に人口減少を食い止め増やす事」に有るのです。ここ数年の間に、ご近所さんで赤ちゃんが生まれた等聞いた事が有りません。
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