出典:東京新聞、7月18日朝刊から(連日の猛暑、30℃、67%)
かって茨城県鬼怒川の堤防が結果した時のゴミ集積は、市の空き地や市営グランドや廃校のグランドに捨てたのです。一軒家を管理維持する為には様々な生活用品が有るのだが、高価なものや思い出の品々も捨てざるを得なかったのです。あの時も、
こんどの豪雨の様にゴミは山と成ってしまったのです。↑の説明では、岡山県倉敷市真備町の小学校にも「二宮金次郎(尊徳)像」が建っていたようで驚きました。二宮金次郎は不滅なのですね。鬼怒川の堤防が決壊した時のゴミ処理は、2年間程度掛かった様に記憶している。重機使って燃えるものと燃えないものを選別してから、少しずつ片づけていったようです。ゴミの山に近づくと異様な臭いに閉口します。
ゴミの山と言うなら、私は東日本大震災時に起きた大津波後を知っているが、乗用車はくるくると回って流されたようで「不思議だが乗用車と言うのは丸く」なるのです。津波のエネルギーと言うには強烈なのです。
海には津波(海嘯)の災害が有って、山には土石流と言う「山津波」がると言うのを再認識したが、山津波が起きた場所は「蛇崩(ジャクズレ)とか蛇喰(ジャバミ)」とも福島県地方(阿武隈山脈)では呼んでいます。地名としても残っているから、昔から土石流と言うのは有ったわけで、昨日今日の話では有りません。
原発にしろ火力発電所にしろ、発電した電力は送電線の鉄塔を建て消費地に送られます。
その送電線は山の頂上や中腹に建てますが、工事中には山肌を削り弄り回すから、地盤が緩み弱くなると言う事は無かろうかと思うのです。過日、福島第一原発の事故後に阿武隈山脈を遠望したが、あの鉄塔こそが福島県浜通り地方を、恐怖のどん底に陥れた元凶であるのです。定期や臨時にも点検する事が必要だろう。
今度の西日本豪雨時での土石流被害のテレビニュースを見ると、土石流が流れた山々には送電線が張られています。真砂土の山は雨が降れば脆いから、送電線の鉄塔付近を良く観察する必要が有るだろう。
尚、
福島第一原発の過酷事故が起きたのは、原発に送る送電線鉄塔が地震の為に倒れ、電力の供給が断たれた事が第一の原因です。それに備え重油を燃やす「DG発電機」が有ったのですが、それも津波を被り発電出来なかったのです。東電は安全だ!安全だ!と喧伝したのですが、実情はお寒い限りで有ったのです。
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