出展:東京新聞、10月17日(水)朝刊から(曇天、19℃、67%)
未曽有の過酷事故(福島第一原発の過酷事故)を起こした、直接の当事者で有る「東電の元経営陣」の被告人質問が始まったが見苦しい限りの答えだろう。
彼等元経営陣の栄華と言ったら、彼の藤原道真や平清盛にも劣らないだろう。旧東電の所有する全国各地の固定資産等は売り払って今は無いが、目的は知らないが「釣り堀」まで有ったのです。東電の失敗は「東電自らが安全神話を信じた事」に有ったのです。福島第一原発や第二原発で働いていた者を知ってるが、小さな事故は度々有るのだが、外部に漏れないように注意してたと言う。東電は「嘘を付く」と言うのが常識化してたらしい。過酷事故は地震と津波で無くても「
自らが大きな事故が起こした」と言う。
1)地震で送電線鉄塔が倒れ、外部から電源供給が止まった。不思議だが原発と言うのは、
外部から電源を貰わなければ発電できないらしい。
2)第一原発の立地場所は「
崖を崩し掘り下げた場所で」打ち寄せる波に近く、津波で非常用電源(DG)は浸水してしまった。
3)発電所のクセに
懐中電灯も無かったらしい。
4)外部から非常用発電機(400V)を運んで来たが、
コンセント(雄雌が合わない)が合わず原子炉の冷却装置につなげない。
5)水素爆発による
瓦礫が散乱し、はじめは機動的な活動が困難だったと言う。
常日頃「安全だ!安全だ!」と叫び、自らも安全神話を信じてしまった東電だから津波の襲来などは考えた事も無く、全てについて安全管理や対策を怠っていたのです。
利益のみを追求し「他人の言う事には耳を傾けなかった事」が過酷事故の大きな原因だろう。
現在の自民党内部の有力者にも「原発容認派」が居て、電力事情では無く「己の金の為に原発を容認してる者」が居るのです。
日本列島は火山や地震の活動期に入っているが、原発の立地場所を狙って襲来するだろう。
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