『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

仕事ごっこはモチベーションや生産性を阻害する昭和の働き方を批判する書籍である。とりあえず打ち合わせ、とりあえずテレアポなどである。これらは相手の時間を奪う無駄である。今は20世紀ではなく、21世紀である。21世紀の民間感覚や消費者感覚を大切にしたい。
この無駄は様々な書籍で批判されている。本書の秀逸なところは、「ごっこ」とのネーミングである。無駄な会議をなくそうとの試みに対して、対面だから分かることがあるとのコミュニケーション至上主義を持ち出す抵抗勢力がある。

相棒が成宮寛貴起用を否定した。成宮寛貴は薬物使用疑惑を報じられた後、芸能界を引退した。その後はオランダにいたとされるが、薬物に甘いオランダに行くことは疑惑を払拭する上では逆効果である。
先シーズンの相棒はシャブ山シャブ子の熱演が大きな反響を呼んだ。ドラッグの恐ろしさを示す熱演であった。ところが、この演出が薬物依存症患者への偏見を助長すると批判された。ドラッグは社会問題になっており、ドラッグの恐ろしさを描く好演出である。
成宮寛貴復帰のフェイクニュースを読んだ際は、シャブ子演出抗議者への屈服または取引として薬物使用疑惑者の社会復帰に積極的であることをアピールする意図があるのではないかと考え、嫌な気持ちになった。