『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

マクロファージなど細胞の動きの説明は、漫画『はたらく細胞』を彷彿させて興味深い。
衛生環境がよくなり、細菌に触れる機会が減り、逆に花粉やハウスダストに過敏に対応するようになってしまったと指摘する。生物は環境に適応する生き物である。やがては花粉やハウスダストに強い形に変わっていくのだろうか。

東京地裁の研究会で林田医療裁判が取り上げられました。
キーパーソンへの関心が高かった。
医者側。判決が同居しているだけでキーパーソンを選んでいることはおかしい。うちの病院では家族の意見を聞いて定める。このようなことは信じられないとの声が出た。
弁護士。無駄な医療という観点が必要でないかと主張した。
生命をそのように捉えることはおかしい。
どうすれば訴えられないようになるのか、それが目的で来ている。
生命倫理に基づいて対応する。
林田医療裁判は問われ続けている。

沢尻エリカさんは大河ドラマ『麒麟がくる』を降板し、代役を選定中と報道されました。私は作品と演者の作品外の行為は別との立場から作品お蔵入りには否定的です。むしろ、テロップのみのチュートリアル徳井義実方式に好感を持ちます。
しかし、作品と演者の作品外の行為は別という原則を貫くが故に薬物犯罪には逆の結論が出てきます。常人離れした芸術的才能の発露が薬物の効果であるならば、スポーツにおけるドーピングと同じであり、お蔵入りさせることに意味があります。薬物犯罪は作品と無関係な行為ではなく、作品も薬物犯罪の結果になります。この場合は撮り直しに時間とコストがかかることは言い訳にならず、是が非でも作品を葬るべきとなります。
薬物犯罪は危険ドラッグが過去に流行語大賞にノミネートされるなど深刻な社会問題になっています。依存性薬物の危険性はどれほど指摘してもし過ぎるものではありません。

ラーメン発見伝はラーメンに特化したグルメ漫画。主人公は愛社精神ゼロのグータラな社員で、主人公を応援する女性社員がいる設定はグルメ漫画の草分け作品と重なる。しかし、趣は大分異なる。ラーメンという庶民的食べ物のため、生活感がある。高級食材を持て囃す拝金主義の浅ましさはない。値段と味が比例するという価格信仰は情報弱者のものである。
濃口と淡口の話が重たい。素材の味を活かすためには淡口である。味を楽しまず、刺激だけで評価することは愚かである。

犬ジュウは山の民に匹敵する武力を持っていた。犬ジュウは趙の中の事実上の独立国である。趙とは相互不干渉の関係である。一城で趙に対して事実上の独立を保つ武力は侮れない。一方で相互不干渉ということは周辺への略奪をしていないということになる。略奪していたら趙は黙っていないだろう。犠牲を払ってでも殲滅するだろう。
ということは犬ジュウは大きな戦いをしていないことになる。これは山の民と異なる。それでも強力な武力を保つものだろうか。
リボクは犬ジュウから信頼を得ている。

ギョウ攻めはギョウの食糧が尽きるか秦の食糧が尽きるかの戦いになった。ギョウの食糧が尽きればギョウを落とせるかもしれないが、秦軍が食糧を獲得できる訳ではない。周辺の略奪で大軍を養えるほどの食糧を得られるのか。それが得られないから短期にギョウを落とさなければならなかったのではないか。
ギョウを落としたとしても趙軍を全て滅ぼした訳ではないため、攻められ続けるだろう。維持できるのだろうか。
国境の正面から攻めるよりも意表を突いた攻撃であることは確かである。しかし、飛び地のような占領地の維持は大変である。秦の戦略に未来はあるのだろうか。