ギョウ攻めはギョウの食糧が尽きるか秦の食糧が尽きるかの戦いになった。ギョウの食糧が尽きればギョウを落とせるかもしれないが、秦軍が食糧を獲得できる訳ではない。周辺の略奪で大軍を養えるほどの食糧を得られるのか。それが得られないから短期にギョウを落とさなければならなかったのではないか。
ギョウを落としたとしても趙軍を全て滅ぼした訳ではないため、攻められ続けるだろう。維持できるのだろうか。
国境の正面から攻めるよりも意表を突いた攻撃であることは確かである。しかし、飛び地のような占領地の維持は大変である。秦の戦略に未来はあるのだろうか。

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