現実の維新も改革マインドという期待されるポジションとヤンキー的な体質のギャップがあり、村雨と浪速白虎党の区別は意味があると言えるかもしれない。
首相と取り巻きだけの問題ではなく利権と保身に狂った官僚が支持していたと分析する。ここには深さがある。それを反社とたとえる点も秀逸である(24章)。公務員は自分達を反社と真逆の存在と思っているかもしれない。しかし、たとえばマンション投資の迷惑勧誘電話営業と交通違反取り締まりの警察官は点数稼ぎの点で重なる。自分が価値を提供して稼いだ訳ではない税金を食い物にする点で官僚と反社は近いところにいると言える。
腹の底から深い憤りが立ち上がる。

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