主人公の女性会社員が自分へのご褒美として一人で寿司を堪能する漫画。実在の店舗を取材した結果である。原作者は多くのグルメ漫画を手掛けている食通である。ちょっとやそっとの料理には驚かなくなっている。第1巻の巻末の説明によると、高級寿司の経験の浅い漫画家の反応が反映されているという。このため、消費者目線の新鮮な感想が読める。
夜間営業の寿司屋は酒で成り立っているイメージがあり、そのような寿司屋よりも回転寿司の方が寿司を腹一杯食べられると思っている。これに対して本作品で紹介された寿司屋は寿司を食べさせてくれる。

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