ワンピース94。人造悪魔の実smileの名前の由来が明らかになる。悪魔の所業と言うべき腹立たしい内容であった。その説明でシーザーやドフラミンゴが登場する。過去の敵キャラの悪事を忘れない。昨日の敵は今日の友としない。安直なエンタメ作品とは一線を画している。
日本社会には問題を指摘するよりも、明るく前向きに生きることを持て囃す傾向がある。焼け野原から経済大国にするような前に進むことしかできない発想である。それは不都合な事実を隠したい側に都合が良い。人々が搾取されても虐げられても、ヘラヘラ笑っていてくれた方が腐敗した権力者には心地よい。

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