5年半住んだ今の場所に別れを告げ引越です。
この1週間片付けや場所探しで追われて大変だった。もっと早く引っ越ししたかったがなかなかいい場所が無いのでずるずる来てしまった。特に荷物が大変多いのでこれをどうするかが問題だった。
片付けを始めて驚いたのがゴミの多さである。日頃から気にかけていないとこんなにもたまってしまうのかい!床のほこりやゴミ箱のゴミだけじゃなく目の前のものを気にしないといけないのね。
本当に大量のゴミで驚いた。また、クリーンセンターに運んでその分別の仕方も習った。ビデオテープが燃えるゴミだとは・・・しかもセンターの方で別に区分けをしていた。ううむ。自分の知識や思い込みで分けてはいけないのだ。何度も足を運んだのでおじちゃんたちとちょっと顔見知りになった。
「もったいない」と置いていたものがいざとなったらただのゴミになる。中には前回の引越以降触っていないものも多数。整理ベタが改めてはっきりした。問題もある。前回の引越の時にわざわざもらった大型テレビ。実は壊れていた。さっさと捨てればいいのにおいておいたらリサイクル法で有料に(泣)。
引越先を探すのは大変だったが勉強にもなった。当たり前だが本当にいろんな家がある。不動産屋もいろんな人がいる。思わぬ所に不動産屋があったりするし。時期によって物件もだいぶ違うのだろう。場所によって家賃等も違うが古さによっても変わったりするし、街から遠いから安いとも限らない。
商店街のど真ん中の物件が結構安かったり・・・
ただの住居だけじゃなく事務所も抱えなくちゃいけないのでかなり困った。
今回の引越先は実は元々貸事務所(店舗)だったのを住める様に改装したもの。あまり広くないが1階で仕事がしやすそうなのが決め手だった。多少の不満はしょうがないが仕事に集中できそうである。外にも出やすそうだし場所も現在の場所からそう離れてないし親元にも近くなった。
決めてみればもう悩む事は無いがそれまではとても悩んだ。ちょっと遠い所の物件は中も外も広々して海が見えて暮らしやすそうだった。が、仕事的ではない・・・高いし。悩んだ。
その他いろんな事があり、考え方も急転させられた。引越は人を変える事もあるかもしれない。自分の甘さも露呈し反省した。方向性が良くないので引越「させられる」感じになったのではないか?
今度の場所で良い方向性に変えられるといいと思う。次の仕事はもういくつも待っているので引っ越したらど〜とやるのだ!
問題はまた「ゴミ」。捨てるかリサイクルするか持って行くか?
その判断を早めにしなきゃいけない。前回の引越は小さい所方大きい所だったから楽だった。とにかくぶちこんでしまえばよかった。ところが今回は逆。物を厳選しなきゃならない。
前回そんな考え方ができたらすげ〜シンプルに仕事できたのになあと思う。ま、これが経験だろうが。
今日は粗大ゴミをYoちゃんと捨てた。タイミングよく知人のワゴンが借りれたので処理できた。Yoちゃんの仕事を手伝う事で頼めたのだ。その仕事もいい経験だった。人の仕事は面白い。今日のゴミ240Kg¥1050。知人にくれたものと引越決まって捨てたものを合わせたら500Kgを超えそう。ひゃ〜そんなに眠ってたのか?考えたら恐ろしい。なるほどゴミを有料化するのも解る?か?
フロッピーやビデオテープ、そしてCD(-R)。記録メディアを捨てるのは判断と覚悟がいる。写真を捨てるのはとんでもない。難しいのはネガだ。多分捨てきれない。
例えばひとりになって1カ所で住む事をやめ旅をするとしよう。何が大事なのか?おおげさだが大事なものは何かを改めて問われているようだ。
な〜んて考えてもまた忘れてこまごまとモノを貯めるのだろうな。
ゴミ出しの日の前にう〜んと悩んだりする必要があるのかな?都会や地域によってはかなり細かく分類すると聞いている。めんどくせ〜と思っていたが案外楽しそう?ゴミ出す時って確かにゴミを「探す」よなあ。なるほどそれって楽しんでたりする。苦労を楽しみに代えるって案外こんな事なのかもしれない。しかも環境に優しいし。
引越はまだ準備段階。すでに何人もの方にお世話になっている。とてもありがたい。お互い様と言うがそんなに私は人の手伝いをしただろうか?考えを改めなければいけないのだろう。他にも何人にも頼んでこれから来てくれるはず。実に頼もしいしありがたい。
恩返しできる以上のパワーももらっているようだ。「引越し」って映画なかったっけ?というくらいテーマも多く、人と自分が見やすい様な気がした。
ヒマな時には「引越したいのですが」と不動産屋に行きいろんな部屋を見て回っても楽しいかもと不謹慎な事も思いついた。それほどヒマな時があるかは問題だけどね。不動産屋も大変な仕事ですね。
結果的にいろいろ考えてるが今回は考えよりも行動を優先にして動いた(動かざるを得ない)。悩んでいる割に結構気持ちがいい。今日なんか朝から晩までシャツがびっしょり。ま、運動量としては若い時にやってた仕事に比べれば対した事はないが。クラッチ付きの車(マニュアル車)の車に久々に乗った。結構新鮮。
思い出に残る引越となりそうだ。

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