劇団花凛にいってきました、お芝居は【戻り橋】
この芝居は今まで色んな劇団でいっぱい見たけど
今回のは記憶にのこる素晴らしい内容でした
ざっとのあらすじは
ある男が女房に先立たれ 貧しい暮らしゆえ
男の子(5歳)に満足にメシも食わせてやれない
そこで裕福な人にひろっていただき
育ててもらえるようにと橋のたもとに捨て子をします
捨て子?ここであたしの頭の中には
恐竜のステゴザウルスが一瞬頭をよぎる
ところが縁あって後添えをもらい
そこに生まれたのが、また玉のような男の子
あっなぜ男の子が生まれた時の表現は玉のような?
女の子の場合はそういった言い方がないですね
私が作るなら【生まれたのは貝のような女の子】?
コラッおやじ脱線ばかりやないか

話しをすすめろ
やがて月日は流れ25年
先の男の子は世情を騒がす大泥棒に
後の男の子は 親孝行な目明しにと
そんなある日、一人の男が橋にやってくる
おやじ、

甘酒をいっぱいくんな
ゴクリ、これは美味い、こんなに良いのなら
もっと人通りが多い場所でやったならいいのに
へい、そうですか、ありがとうございます
しかし、これには少し訳がありまして
よかったら年寄りの愚痴話聞いてもらえますか・・
・・中略・・後略・・
ラスト
わざとお縄にかかる兄
兄とわかっていながら召し捕る弟
【初めて会えた兄弟を 繋ぐ絆が 無情の捕り縄】
おやじ水を飲ませてやってもいいぞ
せがれや いいのか?
兄を呼ぶために捕り縄の紐をたぐりよせるのは
空白の25年を引っ張っているのかのようで・・(泣)
最後は客席をゆっくりゆっくりと去っていきましたが
兄弟の眼にも
それを見送るおやじの眼にも大粒の涙
あたしもしっかり泣かされましたぜぇ・・・
ラストショーは派手な立ち回りで【飛車角】もの
ところが顔にいっぱい線路を書いた?
悪役の方が客席に降りてきて
一番前に座ってたあたしの友達に刀をつきつけ
『この女を斬ってもいいのか』
すると 黄色い声を作り
若作り&ブリっこしながら
『
キャー助けて 』
これには、主役のかっこいい座長も
どう返していいかわからず ポカ〜ン(笑)
では総座長の女形を
楽しい一日を過ごすことができました(感謝)

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