今月2回目のリュウアラタを見てきました
本当はもっと行きたかったんですが
世間様が長い盆休みの間、私はずっと仕事でしたので
さて演劇グラフや花舞台などの雑誌や
大衆演劇のDVDなどを見て、いいなって思っても
いざ実際に生で見たら、そうでもないという人も多々ある
逆に生の方がずっと良かったという人も
座長は↑まさにこちらのタイプ
劇団全体は
両親がとっても上手いし、弟に妹もいい
若手女優陣は【若い・キレイ・芸達者】と3拍子揃ってて
ベテラン女優陣もお芝居などでいい味を出して
バランスがとれた良い劇団です
ところが私には、なにか物足りない
そこで考えてみた
たかだか2回見ただけの私ですが感じたままを
ファンの方、気に障ったらごめんなさい

座長は出てきた瞬間の華もあればオーラもある
ただ私が思うにいまひとつ輝きにかける・・
まず、お父さんが前に出過ぎ
というより上手すぎるんだと思います
昨日のお芝居では武州は川越の小金井小次郎
主役の新が、かすんでしまうほどの名親分でした
私が思うに、まだまだ第一線でいたいんですね
けどちょっと個性が強すぎるからいけない
悪の親分役でも主役をたてる親分ではなく
自分に観客を取り込んでしまうオーバーワークの演技
もっと自分の位置を下げて主役を立てなきゃ
そして座長の脇をかためる人達も
育ちの良さ、しつけの良さ、が感じられ
主役を引きたてることができない
弟も偉大な兄のもとで
ノホホンとは言いすぎかもしれないけど欲がない
兄をおびやかすくらいになってほしい
あと下手でいいから生きのイイ若手が入るといいね
座長は純粋培養の温室の綺麗な花って感じ?
もっといい意味での毒が出るといいなぁ〜って感じました
二十歳の若者ですから
もっといろんなことをやってもいいと思う
輝きは
自分自身が光ること
照らしてくれる回りも必要
それは座員の数ではありません
しばらくしたら、また見てみたい良い劇団です
人も同じこと
大きな愛でなくても小さな愛で輝ける
(おっといけねえ、いつものクセが)

0